エリック・パイカウスキー

エリック・トッド・パイカウスキー（Eric Todd Piatkowski）は、1970年9月30日生まれのアメリカ合衆国出身の元プロバスケットボール選手です。NBAのロサンゼルス・クリッパーズなどでシューティングガードとして活躍しました。

ネブラスカ大学で4年間プレーした後、1994年のNBAドラフトでインディアナ・ペイサーズから15位で指名を受けました。しかし、ドラフト後すぐにロサンゼルス・クリッパーズへトレードされ、クリッパーズでNBAデビューを飾ることになります。

クリッパーズでは、長年に渡り中心選手として活躍しました。2001-02シーズンには、3ポイントシュート成功率でリーグ3位となる46.6%を記録するなど、高いシュート力でチームに貢献。しかし、クリッパーズ在籍中にチームがプレーオフに進出できたのは1996年の1度のみでした。より競争力の高いチームでプレーすることを求め、2003年にヒューストン・ロケッツへ移籍しました。

その後は、シカゴ・ブルズ、フェニックス・サンズと渡り歩き、2008年以降はどのチームとも契約できず、現役を引退しました。

パイカウスキーは、クリッパーズで数々のフランチャイズ記録を保持しています。出場試合数（616試合）、3ポイントシュート試投数（1835本）、3ポイントシュート成功数（738本）はいずれも歴代1位であり、フリースロー成功率は88%で歴代1位を誇ります。

2006年には、母校のネブラスカ大学から永久欠番「52」を授与されました。これは、彼の大学バスケットボール界への貢献を称えたものです。

引退後は、ロサンゼルス・クリッパーズの小口オーナーを務めています。選手としての経験を活かし、チーム運営に携わっています。

主な記録:
NBA通算出場試合数: 697試合
NBA通算得点: 5,780点
NBA通算リバウンド: 1,748本
NBA通算アシスト: 871本
* NBA通算3ポイントシュート成功数: 765本

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