エルアティジョ市

エル・アティージョ（ベネズエラ・ミランダ州の自治体）

エル・アティージョは、ベネズエラのミランダ州に位置する自治体で、カラカスの南東部に位置しています。カラカスの郊外住宅地としての側面を持ちながらも、中心部には植民地時代の小さな町だった頃の面影が残っています。

地理

エル・アティージョは、ミランダ州の北部にある山地・丘陵地に位置しています。地形は起伏に富んでおり、険しい山は見られませんが、小さな川が流れる谷沿いにわずかな平地が点在します。自治体の西側はバルータ、北東側はグアイレ川を隔ててスクレの各自治体と隣接しています。南西は稜線を境にバルータ、南東はパス・カスティージョと接しています。

カラカス大都市圏を構成する5つの自治体の中で、最も外側に位置しており、カラカスの中心部とは丘陵地を縫うように走る道路で繋がっています。人口は、カラカスの中心部に近い北西部に集中する傾向があります。

隣接する自治体

バルータ
スクレ
パス・カスティージョ

歴史

エル・アティージョは、もともとバルータの郊外として発展し、徐々に人口を増やしていきました。1784年にはバルータから分離し、独立した区となりました。1895年11月には、世界で2番目の水力発電所がこの小さな町に建設され、地域の発展に貢献しました。1936年の人口は4,976人、1961年には5,584人となっています。

行政

2006年時点での市長は、アルフレード・カタラン (Alfredo Catalán) でした。

参考文献

Jose Marcial Ramos Gedez Historia del Estado Miranda, 1981, Caracas, Venezuela.

外部リンク

* 市の公式サイト

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