エルビン・ロドリゲス

エルビン・ミゲル・ロドリゲス

エルビン・ミゲル・ロドリゲス（Elvin Miguel Rodríguez）は、1998年3月31日にドミニカ共和国サン・クリストバル州で生まれたプロ野球選手です。右投右打で、現在は東京ヤクルトスワローズに所属しています。彼のプロキャリアは、フリーエージェントとしてロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと契約した2014年に始まりました。

経歴

プロ入りとエンゼルス傘下時代

2014年7月4日にアマチュア・フリーエージェントとしてエンゼルスと契約し、ドミニカン・サマーリーグ・エンゼルスでプロデビューを果たしました。2017年にはルーキー+級オレム・オウルズとA級バーリントン・ビーズに所属し、14試合に先発登板。結果は5勝3敗、防御率2.91、68奪三振で、パイオニアリーグの最優秀投手賞を受賞しました。

タイガース時代

2017年9月15日、ジャスティン・アップトンのトレードによりデトロイト・タイガースへ移籍。2018年にはA級ウェストミシガン・ホワイトキャップスで21試合に先発し8勝7敗、防御率3.34と成績を残しました。さらに2019年にはA+級レイクランド・フライングタイガースで23試合に先発し、11勝9敗を記録しています。2021年オフにはルール・ファイブ・ドラフトでの流出防止のため40人枠に登録され、2022年には開幕ロースター入りを果たしました。メジャーデビューは2022年4月10日のシカゴ・ホワイトソックス戦でしたが、この年は7試合に登板し0勝4敗、防御率10.62に終わりました。その後、オフにマイナー契約となり、同日自由契約となりました。

レイズ時代

2023年1月18日、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、7月7日にメジャー契約を締結。アクティブ・ロースター入りしてアトランタ・ブレーブス戦に登板し、3回1/3を無失点に抑えましたが、翌日にはDFAとなる運命を辿りました。

ヤクルト時代

2023年7月13日、東京ヤクルトスワローズへの入団が発表されました。新たに背番号37が与えられ、チームでの活躍が期待されています。

詳細情報

2023年度シーズン終了時点での彼の投手成績は、メジャーリーグでの存在感を示すものではありませんでしたが、今後の成長が期待されています。

初記録

• - 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利：2023年8月9日、対広島東洋カープ17回戦（明治神宮野球場）で5回1失点（6奪三振・被安打5・1四球）
• - 初奪三振：2023年8月9日、対広島東洋カープ17回戦（明治神宮野球場）の1回表に秋山翔吾を相手に空振り三振
• - 初ホールド：2024年8月2日、対読売ジャイアンツ15回戦（東京ドーム）、7回裏に2番手で救援登板、1回無失点

背番号

• - 45（2022年）
• - 88（2023年）
• - 37（2023年7月13日 - 現在）

エルビン・ミゲル・ロドリゲス選手は、困難なサイクルを経て成長してきた投手です。今後のプレーで彼がどのように発展していくのか、ファンは見守っています。

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