エンリケ・ラミレス

エンリケ・アントニオ・ラミレス

エンリケ・アントニオ・ラミレス（Enrique Antonio Ramirez）は、1976年8月15日にドミニカ共和国にて生まれたプロ野球選手である。彼は主に投手として活躍し、右投げ・右打ちのプレースタイルが特徴的だ。台湾プロ野球（CPBL）では「拉米瑞茲」という登録名で知られ、日本プロ野球（NPB）では育成選手としての経験を持つ。

経歴

ラミレスはサンタリータ高校を卒業した後、1999年にボルチモア・オリオールズに入団した。彼はオリオールズの傘下のマイナーリーグで5年間過ごし、特に2003年には多くの試合に出場した。しかし、成長を見込まれていたにも関わらず、支配下登録には至らず、彼は同球団を退団した。その後はアトランティックリーグのナシュア・プライドに移籍し、独立リーグでもプレーを続けた。

2005年には台湾の中華職業棒球大聯盟に所属する誠泰コブラズに入団。ここでは9試合に登板し、1勝4セーブという成績を残したが、シーズン終了後に退団を余儀なくされた。続く2006年にはリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのモンクローバ・スティーラーズで活躍し、さらなる経験を積んだ。

2007年には中日ドラゴンズに育成選手として入団。ここで彼は中継ぎ投手として期待されていたが、結局支配下登録されることはなく、シーズン終了後の10月31日に自由契約となった。その後は再びリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルに戻り、2010年にはレイノサ・ブロンコスに所属。彼のキャリアはここで幕を閉じた。

プレースタイル・人物

ラミレスの投手としての強みは速球であり、その球威は非常に目を引くものであった。中日時代には222という背番号を着用しており、これはNPB史上最大の背番号として記録された。興味深いことに、同球団には同姓のサンティアゴ・ラミレスも在籍していたため、新聞やスコアボードでは「E・ラミレス」と表記されることが多かった。また、サンティアゴとは驚くことに誕生日まで同じである。

詳細情報

年度別投手成績

ラミレスの通算成績や詳細な情報は様々なデータベースで確認可能であり、彼のキャリアを振り返ることができる。特に、MLB関連やBaseball-Referenceなどの公式リソースは役立つ情報源である。

背番号

• - 27 （2005年）
• - 222 （2007年）

関連項目

• - 中日ドラゴンズの選手一覧

ラミレスの選手としての経験は、さまざまな野球界に影響を与えたといえる。彼の背番号222は、野球ファンの記憶にも強く刻まれており、今後も語り継がれていくことであろう。

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