オインクゲームズ

株式会社オインクゲームズ：アナログゲームで世界を魅了するゲームメーカー

株式会社オインクゲームズは、東京都港区南青山に拠点を置く、アナログゲームを中心に制作を行うゲームメーカーです。2010年5月の設立以来、カードゲームやボードゲームなど、数々の魅力的な作品を世に送り出してきました。その独創的なゲームデザインは、国内外で高い評価を得ています。

受賞歴と実績

オインクゲームズのゲームは、数々の賞を受賞しています。中でも、2015年のゲームマーケット大賞では、『海底探検』が大賞を受賞し、その名を広く知らしめました。その他にも、日本ボードゲーム大賞、INDIE STREAM FES、Bitsummitなど、様々な賞を受賞しており、そのクオリティの高さが伺えます。

日本ボードゲーム大賞2012 7位入賞 - 『藪の中』
ゲームマーケット大賞2015大賞 - 『海底探検』
ゲームマーケット大賞2018優秀作品 - 『トリックと怪人』
INDIE STREAM FES 2016 Best of Sound - 『1000m ゾンビエスケープ！』
Bitsummit2015 ビジュアル・デザイン最優秀賞 - 『伝説の旅団』
グッドトイ2018 -『ナインタイル』
グッドトイ2019 -『トマトマト』

2018年には、東京・西荻窪で「オインクゲームズ展」を開催し、多くのファンが訪れました。また、2019年公開の映画『賭ケグルイ』では、ゲーム監修を担当するなど、その活動は多岐にわたります。

代表的なゲーム作品

オインクゲームズは、数多くの魅力的なアナログゲームを制作しています。以下に代表的な作品をいくつかご紹介します。

海底探検：シンプルなルールながら、ドキドキハラハラの展開が楽しめるダイスゲーム。プレイヤーは、海底に眠るお宝を探しに行く冒険者となり、酸素ボンベの残量に気を配りながら、お宝を持ち帰ることを目指します。
ナインタイル：9枚のタイルを並び替えて、お題と同じ配置を目指すパズルゲーム。スピードと正確さが求められる、家族みんなで楽しめるゲームです。木製版やコラボレーション版も発売されています。
インサイダーゲーム：会話の中から「お題」を知っているインサイダーを見つけ出す、コミュニケーションゲーム。インサイダーは、他のプレイヤーに悟られないように、上手く誘導する必要があります。
藪の中：芥川龍之介の小説『藪の中』をモチーフにしたゲーム。プレイヤーは事件の関係者となり、それぞれの証言を行います。しかし、証言は食い違い、真相は藪の中へ……。それぞれの思惑が交錯する、心理ゲームです。
トマトマト：トマトの絵柄が描かれたカードを使って遊ぶカードゲームです。

デジタルゲームへの挑戦

オインクゲームズは、アナログゲームだけでなく、デジタルゲームの開発にも積極的に取り組んでいます。『MUJO』、『OYLM』、『伝説の旅団』など、iOSやAndroid向けのゲームをリリースしており、App Storeの「BEST OF 2014」「BEST OF 2015」を受賞するなど、高い評価を得ています。また、Nintendo SwitchやSteamなどのプラットフォームにも進出し、幅広いユーザーにゲームを提供しています。

まとめ

株式会社オインクゲームズは、アナログゲームを中心に、デジタルゲームやイベント企画など、多岐にわたる活動を展開しています。その独創的なゲームデザインと、常に新しいことに挑戦する姿勢は、多くのファンを魅了し続けています。今後も、オインクゲームズが生み出す新しいゲームに期待が高まります。

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