オビ・トッピン

オバディア・トッピン：驚異的な身体能力を誇るNBAプレーヤー

オバディア・リチャード・トッピン・ジュニア（Obadiah Richard Toppin Jr.、1998年3月4日 - ）は、ニューヨーク州ブルックリン出身のプロバスケットボール選手。
現在はNBAのインディアナ・ペイサーズに所属し、パワーフォワードとして活躍しています。

生い立ちとハイスクール時代

ニューヨーク市ブルックリンで生まれ、幼少期を過ごした後、フロリダ州メルボルンへ移住。
高校はパームベイのヘリテージ高等学校に入学後、メルボルン中央カトリック高等学校へ転校。
その後、3年次にニューヨーク州オシニングへ移り、オシニング高校でプレーしました。

オシニング高校では、1年間で平均20.6得点、8.1リバウンド、3アシスト、3スティールを記録。
チームを10年ぶりの州大会優勝に導く原動力となりました。プレップスクールに進学後も、中心選手として活躍。
ロードアイランド大学、ジョージア大学、テキサスA&M大学、ミネソタ大学などからオファーを受け、最終的にデイトン大学へ進学を決意しました。

カレッジでの活躍

デイトン大学では、2019-20シーズンにエースとして平均20得点を記録する活躍を見せ、カール・マローン賞を受賞しました。

NBAでのキャリア

ニューヨーク・ニックス

2020年のNBAドラフトで、ニューヨーク・ニックスから1巡目全体8位で指名を受け、NBA入りを果たしました。
ルーキーイヤーとなった12月23日のインディアナ・ペイサーズ戦でNBAデビュー。
9得点、3リバウンド、2ブロックを記録しましたが、チームは敗北。
2021年3月7日には、NBAスラムダンクコンテストに初出場し、2位という結果でした。

2022年2月20日には、2度目のNBAスラムダンクコンテストに出場し、見事優勝を果たしました。
同年4月8日のワシントン・ウィザーズ戦では、当時キャリアハイとなる35得点を記録し、チームを勝利に導きました。
さらにその2日後のトロント・ラプターズ戦では、キャリアハイを更新する42得点を記録し、10リバウンド、1ブロックも合わせてチームを勝利に導きました。

インディアナ・ペイサーズ

2023年7月7日、2つのドラフト2巡目指名権とのトレードで、インディアナ・ペイサーズへ移籍。
10月25日のワシントン・ウィザーズ戦でペイサーズデビューを果たし、11得点、4リバウンド、1アシスト、1スティールを記録。
チームも勝利しました。11月14日のフィラデルフィア・76ers戦では、シーズンハイとなる27得点を記録し、チームを勝利に導きました。
2024年1月26日のフェニックス・サンズ戦では、決勝点となるレイアップを含む23得点を記録し、チームを勝利に導きました。
このシーズン、チームはプレーオフカンファレンス決勝まで進出しましたが、ボストン・セルティックスに敗れました。
7月6日には、ペイサーズとの4年総額6,000万ドルの再契約に合意しています。

プレースタイルと評価

高い身体能力を生かした豪快なダンクが持ち味で、観客を魅了するプレーが魅力です。
また、アウトサイドシュートの精度も向上しており、得点能力も高く評価されています。

人物

父はブルックリンで有名なストリートボール選手で、「ダンカーズディライト」として知られていました。
クリスチャンであり、信仰の証として右肩に十字架のタトゥーを入れています。

今後の活躍

インディアナ・ペイサーズでの更なる活躍が期待されるオバディア・トッピン。
持ち前の身体能力と向上心で、チームを勝利に導くプレーヤーとして、今後の活躍から目が離せません。

参考

選手の通算成績と情報: NBA, NBA日本, Basketball-Reference
Dayton Flyers bio
* College Statistics at Sports-Reference.com

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