オフィスオーガスタ

オフィスオーガスタ：日本の音楽シーンを彩る総合エンターテインメント企業

オフィスオーガスタは、1992年11月2日に設立された、東京都渋谷区に拠点を置く音楽制作プロダクションであり、レコードレーベルです。その設立は、バービーボーイズ解散後ソロ活動を始めた杏子のマネジメントを目的として、森川欣信氏によって行われました。社名「オーガスタ」は、杏子と森川氏の誕生日が8月であることに由来しています。

成長と変遷：ユニバーサルミュージックとの提携

当初は杏子を筆頭に、山崎まさよし、スキマスイッチ、秦基博など、数々の著名なミュージシャンを擁し、日本の音楽シーンに大きな影響を与えてきました。2014年には新たなプロジェクトバンド「バンドワゴン」を設立するなど、常に進化を続ける姿勢を見せています。

2016年1[[2月]]、ユニバーサルミュージックとの戦略的提携を発表、2017年1月にはユニバーサルミュージックが全株式を取得しました。これにより、藤倉尚氏が会長に、千村良二氏が新設された役職に就任し、森川欣信氏は最高顧問となりました。この提携は、オフィスオーガスタの更なる発展と、所属アーティストのグローバル展開を加速させる契機となりました。

多彩なレーベルと所属アーティスト

オフィスオーガスタは、メジャーレーベル「AUGUSTA RECORDS」をはじめ、「Au(g)tunes」、「Augument Record」、「newborder recordings」など複数のレーベルを運営しています。各レーベルはそれぞれ異なる特徴を持ち、多様な音楽性を擁するアーティストを育成・支援しています。

所属アーティストは、ジャンルを問わず、個性豊かな才能が揃っています。代表的なアーティストとして、杏子、山崎まさよし、スキマスイッチ、秦基博、さかいゆう、松室政哉、忘れらんねえよ、竹原ピストル、NakamuraEmiらが挙げられます。また、過去にはスガシカオ、野狐禅なども所属していました。さらに、所属アーティストによるスペシャルユニット「福耳」も人気を博しています。

恒例イベント「オーガスタキャンプ」

毎年夏には、所属アーティストが集結する野外ライブイベント「Augusta Camp（オーガスタキャンプ）」を開催しています。略称は「オーキャン」として親しまれ、1999年から続くこのイベントは、アーティスト同士の交流やコラボレーション、そして新人アーティストの登竜門としての役割も担っています。

その他の活動

オフィスオーガスタは、音楽制作、アーティストマネジメントにとどまらず、楽曲提供や、朝日放送テレビの高校野球中継テーマ曲制作など、幅広い分野で活動しています。

まとめ

オフィスオーガスタは、設立以来、数々のヒット曲を生み出し、日本の音楽シーンに多大なる貢献を果たしてきました。ユニバーサルミュージックとの連携強化により、今後ますますその勢いを増し、グローバルな活躍も期待されます。今後も、多様なアーティストを擁し、音楽業界をリードする存在として、更なる発展を遂げていくことでしょう。

もう一度検索