オマツリオトコ

オマツリオトコ(Omatsuri Otoko)は、2020年1月31日生まれの日本産競走馬である。その馬名は、祭り好きな男性を意味し、母馬の名前から連想されたものである。

2歳時の[2022年]]は、6月18日の函館競馬場での2歳新馬戦(ダート1000m)でデビューを飾り、見事勝利をおさめた。続く7月16日の函館2歳ステークス]では、重賞初挑戦ながら3着と好成績を収めた。その後、ダートに戻り、[[10月1日の中京競馬場で行われた1勝クラス・ヤマボウシ賞(ダート1400m)で2勝目を挙げた。

そして迎えた11月24日の兵庫ジュニアグランプリでは、横山武史騎手を鞍上に迎え、単勝1.5倍の圧倒的1番人気だったトレドに次ぐ2番人気に支持された。レースは、トレドが1コーナーで競走中止という波乱の展開となったが、オマツリオトコは好位につけて直線入り口で先頭に立ち、逃げた5番人気の北海道所属スペシャルエックスに4馬身差をつけて優勝。重賞初制覇という快挙を成し遂げた。横山武史騎手は、オマツリオトコの癖をよく理解しており、スタートの課題を克服しての勝利だったとコメントしている。

続く[12月14日]]の全日本2歳優駿]では、中団前目から徐々に進出し、直線で一時先頭に立つも、[[デルマソトガケにゴール寸前で差し切られ、アタマ差の2着と惜敗した。横山騎手は、左回りが得意ではない点を課題として挙げた。

3歳となった2023年は、2月19日のヒヤシンスステークス(3番人気)で13着と敗れたのを皮切りに、芝のニュージーランドトロフィーでも14着と結果を残せなかった。その後もダートに戻りユニコーンステークス、ジャパンダートダービーと連戦するも、6着、9着と苦戦が続いた。放牧を経て臨んだ佐賀のサマーチャンピオンでは2着と復調の兆しを見せたものの、東京盃では11着、神奈川記念でも5着と安定した成績を残せていない。

オマツリオトコの血統には、祖母サウンドカーニバルの半兄にハギノリアルキング(目黒記念、日経新春杯勝ち馬)がいるなど、優れた競走馬の血を受け継いでいる。アドマイヤモナークやトーセンベニザクラといった近親馬も存在する。オマツリオトコの今後の活躍に期待したい。競走成績はJBISサーチ、netkeiba.com等のサイトで確認できる。

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