オムロン松阪

オムロン松阪株式会社は、1973年に松阪立石電機株式会社として創業し、その後、オムロングループの一員として、健康機器の製造・販売を行っていました。本社は三重県松阪市に所在していました。

主な製品としては、上腕式や手首式の血圧計、電子体温計、超音波式吸入器（ネブライザー）、マッサージチェア、低周波治療器などがありました。これらの製品は、家庭での健康管理をサポートする上で重要な役割を果たしていました。

1981年にはデジタル血圧計の生産を開始し、1982年には超音波式吸入器と電子体温計の生産も開始しました。1990年には社名をオムロン松阪株式会社に変更し、1994年には歩数計の生産を開始するなど、時代に合わせて製品ラインナップを拡充していきました。

品質管理にも力を入れており、1995年にISO 9002認証、1998年にISO 14001認証、1999年にはISO 9001認証を取得しています。これらの認証は、品質マネジメントシステムや環境マネジメントシステムが国際基準を満たしていることを示すものです。

2003年には、オムロン ヘルスケアの完全子会社となり、2012年4月1日には、親会社であるオムロン ヘルスケアに吸収合併され、その歴史に幕を閉じました。オムロン松阪株式会社は、長年にわたり、高品質な健康機器を提供することで、人々の健康を支えてきた企業でした。

以下に、オムロン松阪株式会社の主な沿革をまとめます。

1973年12月：松阪立石電機株式会社として創業。
1981年4月：デジタル血圧計の生産を開始。
1982年10月：超音波式吸入器（ネブライザー）の生産を開始。
1982年11月：電子体温計の生産を開始。
1990年1月：オムロン松阪株式会社に社名変更。
1994年8月：歩数計の生産を開始。
1995年8月：ISO 9002認証を取得。
1998年2月：ISO 14001認証を取得。
1999年8月：ISO 9001認証を取得。
2003年7月：オムロン ヘルスケアの完全子会社となる。
* 2012年4月：オムロン ヘルスケアに吸収合併。

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