オリンピックの西ドイツ選手団

オリンピック西ドイツ選手団

西ドイツ選手団は、1968年のグルノーブル冬季オリンピックとメキシコシティ夏季オリンピックから、それぞれ単独の国としてオリンピックに参加しました。それ以前は、1952年のヘルシンキ夏季オリンピックとオスロ冬季オリンピックには西ドイツ単独で「ドイツ選手団」として参加。1956年のコルチナ・ダンペッツオ冬季オリンピックから1964年の東京夏季オリンピックまでの6大会は、当時分裂状態にあった東ドイツと合同で「統一ドイツチーム」を結成して参加しました。

1980年のモスクワオリンピックは、多くの西側諸国と同様にボイコットにより不参加となりました。また、西ドイツ国内で開催されたオリンピックは、1972年のミュンヘンオリンピックのみです。1989年のベルリンの壁崩壊を契機に、長らく分裂していた東西ドイツが統一され、その後はドイツとしてオリンピックに参加しています。

メダル獲得

西ドイツ選手団として最も多くのメダルを獲得した夏季オリンピックは、1984年のロサンゼルスオリンピックで、合計59個のメダルを獲得しました。冬季オリンピックでは、1976年のインスブルックオリンピックで10個のメダルを獲得しています。

夏季オリンピックの競技別では、陸上競技が最も多く、合計43個のメダルを獲得しています。冬季オリンピックでは、リュージュ競技で10個のメダルを獲得しています。

参加経緯

• - 1952年: ヘルシンキ夏季オリンピックとオスロ冬季オリンピックに西ドイツが単独で「ドイツ選手団」として参加。
• - 1956年～1964年: 東ドイツとの「統一ドイツチーム」として6大会に参加。
• - 1968年: グルノーブル冬季オリンピックとメキシコシティ夏季オリンピックから西ドイツとして単独参加。
• - 1980年: モスクワオリンピックをボイコットにより不参加。
• - 1989年: 東西ドイツ統一により、以降はドイツとして参加。

主な開催オリンピック

• - 1972年: ミュンヘンオリンピック（西ドイツで開催）

メダル獲得数（概要）

• - 夏季オリンピック（最多）: 1984年ロサンゼルスオリンピック（59個）
• - 冬季オリンピック（最多）: 1976年インスブルックオリンピック（10個）
• - 夏季オリンピック競技別（最多）: 陸上競技（43個）
• - 冬季オリンピック競技別（最多）: リュージュ（10個）

外部リンク

国際オリンピック委員会
オリンピックの西ドイツ選手団 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
* オリンピックの西ドイツ選手団 - Olympedia（英語）

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