オン・マイ・ウェイ

オン・マイ・ウェイについて

「オン・マイ・ウェイ」（英語タイトル: I'll Be On My Way）は、日本のロックバンド、安全地帯による楽曲です。この曲は1982年の10月25日にKitty Recordsから2枚目のシングルとして発売されました。このシングルは、安全地帯にとって前作「萠黄色のスナップ」から約8ヵ月ぶりのリリースとなります。

制作背景

「オン・マイ・ウェイ」は、作詞が松尾由紀夫、清水宗己、パトリック・ナプクムによって行われ、作曲はバンドのリーダーである玉置浩二が手掛けています。編曲は安全地帯と星勝の共作で、プロデューサーも星が担当していることから、バンドのスタイルがしっかりと反映されています。この楽曲は、特に北海道および東北地方のブリヂストン「アイスコンパウンド」のコマーシャルソングとして使用され、多くの人々に親しまれました。

音楽性と歌詞の魅力

ベスト・アルバム『ALL TIME BEST』の楽曲解説では、本作が安全地帯のロックバンドとしての側面を強調していると述べられています。バンドは「演奏能力が高く、ボーカルはグルーヴを感じさせ、歯切れの良いサウンドが魅力」と評価されており、聴く者に情熱としなやかさを与えています。また、本作の邦題が「オン・マイ・ウェイ」として知られ、英題では「I'LL BE ON MY WAY」という表記になっている点も興味深いです。

楽曲の歌詞は、人生の旅路や自分の道を歩む決意を表現しており、多くのリスナーに共感を呼び起こします。松尾由紀夫が手掛けた歌詞は彼の作品の中でも印象的で、後にヒット曲となったHOUND DOGの楽曲「ff (フォルティシモ)」の作詞も松尾によるものです。

リリースと再リリース

シングルは1982年10月25日に7インチレコードとして発売され、このリリースに伴いKITTYレーベルの色がホワイトに変更されました。また、1988年12月には8センチCDとして再リリースされ、多くのファンに手に取られ続けています。

収録アルバム

「オン・マイ・ウェイ」は後に安全地帯の1枚目のアルバム『安全地帯I Remember to Remember』にも収録され、こちらでは英題でメイン表記されています。その他にも、2005年の『安全地帯 COMPLETE BEST』や2017年の『ALL TIME BEST』といったベストアルバムにも収められています。このように時代を超えて愛され続ける楽曲として、その存在感は変わりません。

「オン・マイ・ウェイ」は彼らの音楽キャリアの中で特別な位置を占めており、今後も日本の音楽シーンにおける名曲として記憶され続けることは間違いありません。

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