オークワ新宮仲之町店

オークワ新宮仲之町店

オークワ新宮仲之町店は、和歌山県新宮市に位置する商業施設で、地域の人々に愛されてきたショッピングセンターです。この店舗は、かつての「ペアシティ新宮」を継承し、リニューアルを重ねて現在の形になりました。

歴史

主婦の店新宮店からのスタート

オークワの歴史は1959年に遡ります。この年の2月27日、和歌山県で初のセルフ式スーパーマーケットとして「主婦の店新宮店」が開店しました。これがオークワの始まりであり、地域にとっても新しい買い物スタイルの象徴となりました。1968年には店舗を建て替え、「新宮大桑百貨店」として生まれ変わり、当時は屋上に遊園地が設けられていたことでも知られています。

ペアシティ新宮の時代

1988年には新たに「ペアシティ新宮」としてリブランドされ、ライフ館とジョイ館から構成される大型ショッピング施設として生まれ変わりました。この時期は、映画館やスポーツ用品店、書店など多様な店舗が集まり、地域の人々にとって大切な場所となりました。しかし、1999年には近隣にジャスコがオープンしたことや市民病院の移転が影響し、来客数が減少していきました。そこで2005年には、競合との差別化を図るために売り場形態を一新し、現在のような形になりました。

オークワ新宮仲之町店へ

2007年3月、老朽化したジョイ館の営業が終了し、ペアシティ新宮は「オークワ新宮仲之町店」としてリニューアルオープンしました。これにより、施設の売場面積は約20%縮小しましたが、地域のニーズに応えるべくスーパーマーケットとしての魅力を維持しています。改装後の売場面積は5371平方メートルの直営部門と1259平方メートルのテナントから成り、よりコンパクトで利用しやすいショッピング環境が整いました。

店舗構成

オークワ新宮仲之町店は、3つのフロアにわたりさまざまな店舗が入居しています。

1階

1階は主に食料品や日用品、薬局が並んでおり、日常の生活必需品が揃うフロアとなっています。また、あらゆる世代に人気の「不二家」や地域の情報を発信する「和歌山放送新宮支局スタジオ」、そして複数の銀行のATMが設置されています。

2階

2階では衣料品やおもちゃ、ゲームなどの売場が展開されており、家族連れや子供連れのお客様にとって魅力的なラインアップとなっています。

3階

3階にはダイソーやオー・エンターテイメント、TSUTAYA WAY新宮仲之町店があり、特にTSUTAYAはかつてのジョイ館跡地に設けられ、書籍やDVDを扱っています。また、かつて存在したジストシネマは閉館しましたが、施設内にはスポーツクラブもあり、地域の健康促進にも寄与しています。

まとめ

オークワ新宮仲之町店は、数十年にわたる歴史を経て、地域に密着したショッピングセンターとして進化してきました。これからも地域の皆様に愛される存在であり続けるでしょう。

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