カトリック元町教会

カトリック元町教会

カトリック元町教会は、北海道函館市元町に位置するカトリック札幌教区の教会です。函館を代表する教会の一つとして知られています。

歴史

教会の起源は、1859年にパリ外国宣教会の司祭メルメ・カションが設けた仮聖堂、または1867年に来函したフランス人司祭のムニクウとアンブルステが設けた仮聖堂とされています。その後、1877年にフランス人司祭のマレンによって木造の初代聖堂が建立されました。

しかし、初代聖堂は1907年の火災で焼失。1910年には煉瓦造の二代目聖堂が竣工しましたが、これも1921年の火災で焼失してしまいます。それでも、焼け残った煉瓦の外壁を再利用し、1924年に高さ33メートルの尖塔を持つゴシック様式の聖堂として再建され、現在に至っています。

1924年6月には、聖霊降臨の主日に教皇使節ジュアルジュによって献堂ミサが執り行われました。

堂内にある中央祭壇や副祭壇、聖画などは、ローマ教皇ベネディクト15世から贈られた貴重なものです。

交通アクセス

• - 函館市電 末広町停留場から徒歩10分

周辺情報

• - 函館ハリストス正教会
• - 函館聖ヨハネ教会
• - 東本願寺函館別院
• - 函館市旧イギリス領事館
• - 元町公園
• - 旧函館区公会堂
• - 北海道函館西高等学校

カトリック元町教会は、その美しい外観だけでなく、歴史的にも非常に重要な教会です。函館を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

参考文献

• - カトリック元町教会 - 見る - 函館市公式観光情報サイトはこぶら（2012年8月7日閲覧）
• - カトリック札幌司教区 元町カトリック教会（2012年8月7日閲覧）
• - 元町カトリック教会★函館観光ガイド【モーモータクシー】（2012年8月7日閲覧）

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