カハ・ルラル＝セグロス RGA

カハ・ルラル＝セグロス RGA：スペインの血脈を受け継ぐロードレースチーム

カハ・ルラル＝セグロス RGA（Caja Rural–Seguros RGA）は、スペイン・ナバラ州パンプローナを拠点とする、歴史あるロードレースチームです。メインスポンサーは貯蓄銀行のカハ・ルラルで、スペイン人選手を中心としたチーム構成で、主にスペイン国内のレースでの勝利を目指しています。特に、ブエルタ・ア・エスパーニャはチームにとって重要な目標レースとなっています。

歴史

チームの歴史は1988年、カハ・ルラルがスポンサーとなり、カハ・ルラル＝オルベアとしてコンチネンタルチームを設立したことから始まります。しかし、1989年にはスポンサーを降板し、チームは一時活動を休止します。

1992年、Club Ciclista Burundaの運営により、アマチュアチームとして再開。エウスカルテル・エウスカディへの選手供給を主な目的とし、多くの選手が上位チームで活躍しました。

2005年には、Kaikuのスポンサーを受け、プロフェッショナルコンチネンタルチームとして再登録されますが、翌年には再び解散という憂き目にあいます。

2010年、カハ・ルラルが再びスポンサーとなり、UCIコンチネンタルチームとして活動を再開。翌2011年には、プロフェッショナルコンチネンタルチームへと昇格を果たし、スペイン唯一のプロコンチームとして、よりレベルの高いレースへの出場機会を得ることとなりました。

2013年、保険会社のセグロスRGAがスポンサーに加わり、チーム名は現在のカハ・ルラル＝セグロス RGAへと変更されました。

主な成績

チームは長年にわたり、数々のレースで印象的な成績を残しています。

2012年
ブエルタ・ア・エスパーニャ
区間優勝：アントニオ・ピエドラ（第15ステージ）
敢闘賞：ハビエル・アラメンディア（第2,7,8,10ステージ）
2013年
バスク一周
山岳賞：アメツ・チュルカ
スプリント賞：アメツ・チュルカ
ブエルタ・ア・ブルゴス
チーム総合時間賞
山岳賞：アメツ・チュルカ
2014年
ブエルタ・ア・エスパーニャ
山岳賞：ルイス・レオン・サンチェス
2015年
ツアー・オブ・ノルウェー
区間優勝：アメツ・チュルカ（第4ステージ）
ブエルタ・ア・ブルゴス
区間優勝：カルロス・バルベロ（第1ステージ）
2016年
ツアー・オブ・ターキー
総合優勝：ホセ・ゴンサルベ
区間優勝：ペッロ・ビルバオ（第2ステージ）
区間優勝：ハイメ・ロソン（第6ステージ）

カハ・ルラル＝セグロス RGAは、スペインの自転車競技界において、重要な役割を果たし続けています。スペイン人選手の育成と、国内レースでの勝利への貢献は、チームの誇りであり、今後もその活躍が期待されます。

公式ウェブサイト（スペイン語）)

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