ガエターノ・カストロヴィッリ

ガエターノ・カストロヴィッリ：創造性豊かなイタリア代表MF

ガエターノ・カストロヴィッリ（Gaetano Castrovilli）は、1997年2月17日、イタリアのミネルヴィーノ・ムルジェ出身のサッカー選手です。現在はセリエAのACモンツァに所属し、MFとして活躍しています。その創造性豊かなプレースタイルと戦術眼で、チームに貢献しています。

プロとしてのキャリア

カストロヴィッリは、7歳までバレエを習っていました。その後、祖父の死をきっかけにサッカーを始め、ASDミネルヴィーノでキャリアをスタートさせました。2008年にはバーリの入団テストに合格し、下部組織へ移籍。

バーリ

2015年5月22日、18歳でセリエBの対スペツィア戦にてプロデビュー。バーリでの活躍が認められ、ユヴェントス、ミラン、フィオレンティーナなどの強豪クラブから注目を集めました。2016年3月には、期限付き移籍でフィオレンティーナのプリマヴェーラへ。2016-17シーズン前半はバーリに戻り、セリエBで11試合に出場しました。

フィオレンティーナ

2017年2月23日、買取義務付きのローンでフィオレンティーナへ移籍。初年度はプリマヴェーラに所属し、18試合で7得点9アシストを記録しました。2017-18シーズンは、セリエBのクレモネーゼへレンタル移籍し、27試合に出場。翌2018-19シーズンもレンタル期間を延長し、26試合で4得点を挙げました。

2019-20シーズン、カストロヴィッリはフィオレンティーナのトップチームに合流。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、プレシーズンの出来栄えに感銘を受けました。2019年8月24日の対ナポリ戦でセリエAデビューを飾り、9月29日の対ACミラン戦でセリエA初得点を記録しました。

ラツィオ

2024年7月、SSラツィオへ移籍。

代表としてのキャリア

カストロヴィッリは、U-20代表から招集されています。2018年10月にはU-21代表に招集されましたが、負傷のため参加を辞退。同年11月のフレンドリーマッチでU-21代表デビューを果たしました。2019年11月には、UEFA EURO 2020予選の2試合でイタリアA代表に初招集。11月15日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でA代表デビューを飾りました。2021年6月には、負傷したロレンツォ・ペッレグリーニに代わり、ユーロ2020の代表メンバーに選出されました。

プレースタイル

カストロヴィッリは、トップ下、インサイドハーフ、レジスタなど、複数のポジションをこなせるユーティリティ性を持っています。中盤とアタッカーを繋ぐ役割に優れ、マルコ・ヴェッラッティからインスピレーションを受けていると語っています。

タイトル

イタリア代表

UEFA欧州選手権：1回 (2021)

外部リンク

transfermarktによるデータ

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