ガルダ (ストリートファイター)
ガルダは、カプコンとアリカが共同開発した対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターEX』シリーズ、そしてその後アリカが手掛けた『ファイティングEXレイヤー』に登場するキャラクターです。シリーズ全体を通して、しばしばボス格の存在として描かれ、その特異な外見と戦闘スタイル、そして謎に包まれた背景設定が特徴となっています。
初登場の『ストリートファイターEX』では、プレイヤーが対戦するCPU専用の乱入キャラクターとして登場しました。続く『EX plus』からは操作可能なプレイヤーキャラクターとして選択できるようになります。『EX2』ではベガが登場しない代わりに最終ボスを務め、『EX2 PLUS』以降はサガットと並ぶ中ボスとして登場するなど、シリーズ内でその位置づけは変遷しています。
ガルダは、戦う相手に応じて姿を変えるという設定があるものの、ゲーム本編では日本の鎧武者を思わせるような統一された外見で描かれています。全身から無数の鋭い刃を生み出し、それを体術と組み合わせた攻撃で戦うスタイルは非常に個性的です。殺意の波動に関わる人物や「鬼人」とも称される存在ですが、その正体は長らく不明のままでした。
その謎多き正体については、『ストリートファイターV』の公式サイト「シャドルー格闘家研究所」にて新たなプロフィールが一部公開されました。それによると、ガルダは殺意の波動やサイコパワーといった負のエネルギーが渦巻く世界に存在し、怒りや憎しみといった「闇のエネルギー」そのものであるとされています。また、殺意の波動に取り込まれてしまった格闘家たちの魂をその身に宿す「鬼人」であり、鬼人となる以前は村を救った英雄であったという過去も示唆されています。一方、『ファイティングEXレイヤー』における設定では、戦国時代から続く武人の無念や執念が生み出した存在として位置づけられています。かつてハヤテの祖先によって封印されたガルダは、豪者の波動によって復活し、さらにハヤテ自身によって一度は封念されましたが、カイリの強者怨を吸収したことで再び封念を破り復活を遂げました。ドクトリン・ダークやダラン・マイスター、アレン・スナイダーといった他の格闘家とも関連があるとされており、ガルダが様々な因縁を持つ複雑な存在であることが描かれています。
ゲームプレイにおいては、ガルダは高い攻撃力と多段ヒットする必殺技を数多く持ち、相手の体力を効果的に削る能力に優れています。一方で、技の隙が大きいものが多く、ジャンプの速度が遅く軌道が高い点、そして大きな体格ゆえに相手の攻撃を受けやすいといった弱点も抱えています。しかし、それらを補って余りある強力さを持つキャラクターとして認識されています。『EX2』や『EX2 PLUS』では、操作が容易ながら高火力を発揮するエクセルコンボの強力な起点となりました。『EX3』でエクセルが廃止された後も、全キャラクターの中でモメンタリーコンボを最も発動させやすい特性を持ち、「襲牙」から「鬼斬」へ繋ぐモメンタリーコンボはスーパーコンボに匹敵するほどの威力を誇り、引き続き強力なコンボ能力を持っていました。
ガルダは全身の刃を用いた多種多様な技を使用します。投げ技としては、頭部の刃で相手を串刺しにする「殺牙」があり、技後の起き攻めに有利な間合いが特徴です。相手を投げ飛ばすバックドロップ系の技は「翔鬼」、その空中版が「襲鬼」と呼ばれます。特殊技には、ショルダータックルからパンチへ繋ぎ飛び道具を消す効果を持つ「斬鬼」、浮き上がりながら連続蹴りを放ち使用後に後方へ跳ねる「狂蛇」、あぐらで前進する移動技「舞」（中断可能）、そしてガードブレイク（ハードアタック）技である「砕牙」などがあります。必殺技の「鬼斬」は回転上昇する強力な対空技で、短い無敵時間と引き付けからの多段ヒットが強みです。「襲牙」は素早い刃の突きで発生と隙の少なさに優れ、エクセルコンボの要としてガルダの主戦力となる技でした。「雷牙」も斜め上への対空技ですが、「鬼斬」の方が対空性能は高いとされます（『EXレイヤー』では未使用）。「蛇斬」は空中で停止後垂直降下する奇襲技ですが、発生が遅く隙も大きいハイリスクな技です。「轟牙」は前方に突進する技で、スーパーキャンセルなどで隙を軽減できます。「幻」はCPU専用の強力なカウンター技で、攻撃を受ける瞬間に相手の上空へ移動して「蛇斬」を繰り出す技です（PlayStation版『EX plus α』の隠しキャラクターであるボス仕様版のみ使用可能）。『EX3』で追加された「嵐斬」はうずくまった状態で背中から刃を出し、発生が速く隙が少ないためゲージ溜めに使える技です（『EXレイヤー』では未使用）。スーパーコンボには、背中から刃を出しコマのように回転攻撃する「鬼燕舞」（地上・空中、地上版は移動・軸移動可）、体から刃を出して飛び上がる対空技「鬼燕翔」（レバガチャでヒット数増加、「襲牙」からのキャンセルが強力）、青白い炎の玉を放つ飛び道具「蒼魂弾」（溜め可能）、そして刀を用いたメテオコンボ「凶刃旋襲」（追加入力あり、ハヤテの技構成と類似）が存在します。
ガルダは、『ストリートファイターEX』シリーズ全作品と、『ファイティングEXレイヤー』に登場しています。担当声優は、『ストリートファイターEX』シリーズでは細井治氏、『ファイティングEXレイヤー』では狭川尚紀氏が務めています。
初登場の『ストリートファイターEX』では、プレイヤーが対戦するCPU専用の乱入キャラクターとして登場しました。続く『EX plus』からは操作可能なプレイヤーキャラクターとして選択できるようになります。『EX2』ではベガが登場しない代わりに最終ボスを務め、『EX2 PLUS』以降はサガットと並ぶ中ボスとして登場するなど、シリーズ内でその位置づけは変遷しています。
ガルダは、戦う相手に応じて姿を変えるという設定があるものの、ゲーム本編では日本の鎧武者を思わせるような統一された外見で描かれています。全身から無数の鋭い刃を生み出し、それを体術と組み合わせた攻撃で戦うスタイルは非常に個性的です。殺意の波動に関わる人物や「鬼人」とも称される存在ですが、その正体は長らく不明のままでした。
その謎多き正体については、『ストリートファイターV』の公式サイト「シャドルー格闘家研究所」にて新たなプロフィールが一部公開されました。それによると、ガルダは殺意の波動やサイコパワーといった負のエネルギーが渦巻く世界に存在し、怒りや憎しみといった「闇のエネルギー」そのものであるとされています。また、殺意の波動に取り込まれてしまった格闘家たちの魂をその身に宿す「鬼人」であり、鬼人となる以前は村を救った英雄であったという過去も示唆されています。一方、『ファイティングEXレイヤー』における設定では、戦国時代から続く武人の無念や執念が生み出した存在として位置づけられています。かつてハヤテの祖先によって封印されたガルダは、豪者の波動によって復活し、さらにハヤテ自身によって一度は封念されましたが、カイリの強者怨を吸収したことで再び封念を破り復活を遂げました。ドクトリン・ダークやダラン・マイスター、アレン・スナイダーといった他の格闘家とも関連があるとされており、ガルダが様々な因縁を持つ複雑な存在であることが描かれています。
ゲームプレイにおいては、ガルダは高い攻撃力と多段ヒットする必殺技を数多く持ち、相手の体力を効果的に削る能力に優れています。一方で、技の隙が大きいものが多く、ジャンプの速度が遅く軌道が高い点、そして大きな体格ゆえに相手の攻撃を受けやすいといった弱点も抱えています。しかし、それらを補って余りある強力さを持つキャラクターとして認識されています。『EX2』や『EX2 PLUS』では、操作が容易ながら高火力を発揮するエクセルコンボの強力な起点となりました。『EX3』でエクセルが廃止された後も、全キャラクターの中でモメンタリーコンボを最も発動させやすい特性を持ち、「襲牙」から「鬼斬」へ繋ぐモメンタリーコンボはスーパーコンボに匹敵するほどの威力を誇り、引き続き強力なコンボ能力を持っていました。
ガルダは全身の刃を用いた多種多様な技を使用します。投げ技としては、頭部の刃で相手を串刺しにする「殺牙」があり、技後の起き攻めに有利な間合いが特徴です。相手を投げ飛ばすバックドロップ系の技は「翔鬼」、その空中版が「襲鬼」と呼ばれます。特殊技には、ショルダータックルからパンチへ繋ぎ飛び道具を消す効果を持つ「斬鬼」、浮き上がりながら連続蹴りを放ち使用後に後方へ跳ねる「狂蛇」、あぐらで前進する移動技「舞」（中断可能）、そしてガードブレイク（ハードアタック）技である「砕牙」などがあります。必殺技の「鬼斬」は回転上昇する強力な対空技で、短い無敵時間と引き付けからの多段ヒットが強みです。「襲牙」は素早い刃の突きで発生と隙の少なさに優れ、エクセルコンボの要としてガルダの主戦力となる技でした。「雷牙」も斜め上への対空技ですが、「鬼斬」の方が対空性能は高いとされます（『EXレイヤー』では未使用）。「蛇斬」は空中で停止後垂直降下する奇襲技ですが、発生が遅く隙も大きいハイリスクな技です。「轟牙」は前方に突進する技で、スーパーキャンセルなどで隙を軽減できます。「幻」はCPU専用の強力なカウンター技で、攻撃を受ける瞬間に相手の上空へ移動して「蛇斬」を繰り出す技です（PlayStation版『EX plus α』の隠しキャラクターであるボス仕様版のみ使用可能）。『EX3』で追加された「嵐斬」はうずくまった状態で背中から刃を出し、発生が速く隙が少ないためゲージ溜めに使える技です（『EXレイヤー』では未使用）。スーパーコンボには、背中から刃を出しコマのように回転攻撃する「鬼燕舞」（地上・空中、地上版は移動・軸移動可）、体から刃を出して飛び上がる対空技「鬼燕翔」（レバガチャでヒット数増加、「襲牙」からのキャンセルが強力）、青白い炎の玉を放つ飛び道具「蒼魂弾」（溜め可能）、そして刀を用いたメテオコンボ「凶刃旋襲」（追加入力あり、ハヤテの技構成と類似）が存在します。
ガルダは、『ストリートファイターEX』シリーズ全作品と、『ファイティングEXレイヤー』に登場しています。担当声優は、『ストリートファイターEX』シリーズでは細井治氏、『ファイティングEXレイヤー』では狭川尚紀氏が務めています。
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