ガンダム ザ・スリーディーバトル

ガンダム ザ・スリーディーバトルとは

『ガンダム ザ・スリーディーバトル』は、2011年3月24日に発売されたニンテンドー3DS用のアクションシューティングゲームです。この作品はアートディンクによって開発され、バンダイナムコゲームスからリリースされています。パッケージイラストは著名なイラストレーター森下直親が手掛けており、シリーズの象徴的な機体であるガンダムやその派生機体が美しく描かれています。

ゲームの概要

本作は、過去に発売されたガンダムバトルシリーズのスタッフが制作したもので、シリーズ初の3DSタイトルとして位置づけられています。『ガンダムバトルタクティクス』をはじめとする既存の作品からいくつかのポリゴンモデルやキャラクターイラストが流用されているものの、公式には「ガンダムバトルシリーズ」とは分類されていません。また、タッチパネルには非対応です。

このゲームの開発は2010年6月15日のE3ショー終了後にスタートし、3DS本体のリリースと同時発売を目指してスケジュールが組まれました。しかし、開発期間の短縮を図るため、一部のモードがカットされ、1人プレイ専用のタイトルとなりました。その代わりに、「すれちがい通信」機能が導入され、他のプレイヤーが育成したMS（モビルスーツ）データを受け取り、対戦を疑似体験することが可能になっています。

ゲーム内容

プレイヤーはオリジナルのパイロットを作成し、ミッションをクリアしていきます。ミッションは『機動戦士ガンダム』の劇場版三部作や、『Ζガンダム』の劇場版三部作、さらには『逆襲のシャア』を題材としています。また、『ガンダムUC』からはユニコーンガンダムとシナンジュもゲストとして参戦しています。

全体的に登場する機体数は約70種類であり、『ガンダムアサルトサヴァイブ』に比べ約1/4に減少しています。登場する機体には、U.C.0079の一年戦争時代やU.C.0087のグリプス戦争、U.C.0093の第二次ネオ・ジオン抗争のものが含まれており、作品の魅力を高めています。

キャラクターと機体

プレイヤーが選択できるキャラクターは多岐にわたっており、オペレーターも異なる勢力によって選択できない場合があります。代表的なパイロットにはノエル・アンダーソンやホア・ブランシェットなどが存在します。

本作限定のストーリーやキャラクターが用意されているわけではありませんが、豊富な機体と多彩なミッションを通じて、プレイヤーは自身のガンダム体験を広げることが可能です。

発売前のイベント

発売に先立ってバンダイナムコゲームスは、ブロガー向けの体験イベント「ガンダム ザ・スリーディーバトル 大地に立つ！」を3月12日に開催予定でしたが、3月11日に発生した東日本大震災により中止されました。本作は多くのファンに期待されていたタイトルであり、イベント開催が無念だったことが伺えます。

公式サイトなどでさらなる情報を確認し、ガンダムの世界を堪能してください。

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