キャシー・ナジミー

キャシー・ナジミーについて

キャシー・ナジミー（本名：Kathy Ann Najimy）は、1957年2月6日生まれのアメリカ合衆国の著名な女優および声優です。レバノン系の移民の両親のもとに生まれた彼女は、カリフォルニア州のサンディエゴで成長しました。演技に対する情熱から、サンディエゴ州立大学で演技の勉強を始め、地元の劇団でキャリアをスタートさせました。

演技キャリアの始まり

彼女の演技のキャリアは、ミュージカル「ゴッドスペル」や「グリース」といった作品への出演から始まりました。また、女性だけの劇団「シスターズ・オン・ステージ」に5年間在籍し、この期間で演技力を鍛えました。1982年には、コメディ女優のモー・ガフニ―とタッグを組み、舞台『The Kathy And Mo Show』をサンフランシスコで上演し、このショーの成功が映画界へのデビューのきっかけとなりました。

映画業界への進出

1990年代に入ると、小さい役をこなす中で経験を積みましたが、特に1992年のウーピー・ゴールドバーグ主演のコメディ映画『天使にラブソングを…』で演じた陽気な修道女シスター・メアリー・パトリック役が大きな注目を浴びました。この役で彼女は広く知られるようになり、その後の続編『天使にラブ・ソングを2』にも同じ役で出演し、1993年にはアメリカン・コメディ・アワードを受賞しました。

代表作と多彩な役柄

キャシー・ナジミーの代表的な作品には、『ホーカス ポーカス』や、『ラットレース』などがあり、これらの映画でも彼女はコミカルな演技で観客を魅了しました。特に『ホーカス ポーカス』では、その独特なキャラクターを見事に演じ、コメディセンスを発揮しています。また、彼女はテレビアニメ『キング・オブ・ザ・ヒル』に声優として参加しており、アニー賞を受賞するなど、その才能は多方面で評価されています。

私生活

私生活では、1995年にコメディ俳優兼歌手のダン・フィナーティと結婚し、1996年には長女をもうけています。

日本語吹き替え

彼女の出演作の日本語吹き替えでは、特に『天使にラブソングを…』シリーズの吹き替え版以降に、声優のさとうあいが担当していることでも知られています。

キャシー・ナジミーは、女優としてのキャリアのみならず、声優としても活躍を続けるなど、常に新たな挑戦を続けているアーティストです。彼女のユニークなキャラクターとコメディセンスは、多くの作品で光り輝いており、これからも新しい作品への出演が期待されます。

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