キャノンデール・プロサイクリングは、かつて存在したUCIプロチームであり、数々の輝かしい成績を残したチームです。
1999年から
2001年までは、現在のプロフェッショナルコンチネンタルチームに相当するカテゴリで活動していました。
2005年にUCIプロチームとして再出発を果たすと、その年に
ダニーロ・ディルーカがUCIプロツアーの初代王者に輝き、チームに最初の栄冠をもたらしました。
2007年には、同じくディルーカがジロ・デ・
イタリアで総合優勝を果たし、チームとして初めて
グランツールを制覇しました。
2008年には、かつて
ランス・アームストロングとツール・ド・フランスで競い合ったイヴァン・バッソが加入し、チームの更なる飛躍が期待されました。
2010年には、ジロ・デ・
イタリアでイヴァン・バッソ、ブエルタ・ア・エスパーニャで
ヴィンチェンツォ・ニバリが、それぞれ個人総合優勝を果たし、チームは1シーズンで2つの
グランツールを制覇するという偉業を成し遂げました。この時期、
2006年から
2010年まで、日本人マッサージャーの中野喜文がチームに所属していました。
チームのスポンサーシップにも変化がありました。
2010年シーズンは、
イタリアの家具メーカーであるドイモがサブスポンサーとして参加し、翌2011年からは、
2006年から機材を供給していたアメリカの自転車メーカー、キャノンデールがサブスポンサーとなりました(ドイモもスポンサーを継続)。そして
2013年シーズンには、キャノンデールがメインスポンサーとなり、日本人選手の
増田成幸が加入しました。
しかし、チームは2015年シーズンにチーム・キャノンデール・ガーミンに統合され、その歴史に幕を閉じました。
2013年シーズン使用機材
フレーム: キャノンデール(スーパーシックス、シナプス、スライス)
コンポーネント: スラム(スラム・レッド)
ホイール: ヴィジョン
タイヤ: ケンダ
ハンドル周り: FSA
サドル: フィジーク
ペダル: スピードプレイ
ヘルメット: ルディ
ウェア: スゴイ
関連情報として、自転車ロードレース選手一覧や、キャノンデール・プロサイクリングの歴代メンバーも参照できます。
外部リンク
公式サイト(イタリア語)
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公式サイト(英語)