キャララジオ

キャララジオ：映像・音楽メーカー合同のインターネットラジオ

キャララジオは、かつて存在したインターネットラジオサイトです。複数の映像・音楽メーカーが合同で運営しており、アニメ関連のラジオ番組、いわゆるアニラジを中心に配信していました。各メーカーの配信サイトへのポータルサイトとしての役割を担うとともに、キャララジオでしか聴けないオリジナル番組の制作・配信も行っていました。

しかし、2008年1月をもってオリジナル番組の制作・配信は休止。その後、キャララジオ制作の「井上喜久子 魅惑のおしゃべりメロン」を配信していましたが、こちらも2011年9月16日の第178回配信分からHiBiKi Radio Stationに配信が移行し、キャララジオでの更新は停止しました。

参加メーカー

キャララジオは、メーカー系のポータルサイトという性質上、参加していたのは主に映像・音楽メーカーでした。

ランティス
ビクターエンタテインメント（JVCエンタテインメント）
m-serve
キングレコード（スターチャイルド）
バンダイビジュアル
メディアファクトリー
ジェネオンエンタテインメント
ポニーキャニオン（2008年から参加）
ショウゲート（旧東芝エンタテインメント。2008年に撤退）

主なオリジナル番組

キャララジオで配信されていた主なオリジナル番組は以下の通りです。

2006年
ランティスPresents JAM Projectのキャララジオ（4月）
ビクターPresents キャララジオMay（5月）
スターチャイルドPresents angelaのキャララジオ（6月）
バンダイビジュアルPresents DIEBUSTER WEB RADIO TOP! LESS キャララジオ出張版（7月）
メディアファクトリーPresents ちょこっとRadio!＆ゼロの使い魔 on the radio 〜トリステイン魔法学院へようこそ〜 キャララジオ出張版（8月）
ランティスPresents JAM Projectのキャララジオ出張版（9月）
GENEON Presents 中原小麦のまじかるナースステーション乙乙1ヶ月限定すぺしゃる！（10月）
東芝エンタテインメント Presents UPLIFTかくかたりき（11月）
ランティスPresents 遠藤正明のキャララジオ〜まる出し版〜（12月）
2007年
スターチャイルドPresents 米澤くんとひまわりのきゃららじお（1月）
バンダイビジュアルPresents そらいろらじお in キャララジオ（2月）
メディアファクトリーPresents ゼロの使い魔 on the radio キャララジオ出張版 〜メディファク・ワールドへようこそ〜（3月）
ビクターPresents savage genius & FictionJunction YUUKAのキャララジオ（4月）
GENEON Presents 偽・うpのギョーカイ時事放談（5月）
Showgate Presents UPLIFTかくかたりきセカンドシーズン（6月）
ランティスPresents 遠藤正明 きただにひろしのキャララジオ 漢二人でやってます。（7月）
スターチャイルドPresents 萬Z。のキャララジオ（8月）
JVCエンタテインメントPresents 牧野由依のキャララジオ（9月）
メディアファクトリーPresents ゼロの使い魔 on the radio スペシャル ルイズがキャララジオで大暴れマンスリー！（10月）
GENEON&Showgate Presents 偽・うpのギョーカイ時事放談SUPER!　頼まれてもいないのに勝手に電撃15年祭を宣伝しようスペシャル！（11月）
バンダイビジュアルPresents true tears こちら、チューリップ放送局 IN キャララジオ（12月）
2008年以降
Showgate Presents UPLIFTかくかたりきサードシーズン（2008年1月第1回）
Showgate Presents 英梨と聡美のHENTAIですか? 〜全国のタカヤさんをごひいきします★〜（プロデュース by こはるびより）（2008年1月第2回〜第4回）
井上喜久子 魅惑のおしゃべりメロン（2008年3月〜2011年9月以降はHiBiKi Radio Stationで配信。）

これらの番組は、各メーカーが自社の作品やアーティストをプロモーションする場として活用されていました。

CD

キャララジオの関連商品として、CD「よりぬきキャララジオ.1」が発売されています。このCDには、ラジオ番組の音源や、ボイスドラマコンテスト受賞作品などが収録されています。

まとめ

キャララジオは、複数のメーカーが合同で運営していたという点、そして、オリジナル番組を制作・配信していたという点で、特徴的なインターネットラジオサイトでした。現在、サイト自体は更新が停止していますが、かつてのアニラジ文化を語る上で、重要な存在と言えるでしょう。

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