キューブシステム

株式会社キューブシステムについて

株式会社キューブシステム（Cube System Inc.）は、東京都品川区に本社を置くシステムインテグレーターです。独立した資本を持つ企業として、特に銀行や流通業界向けのシステム開発に特化しています。また、富士通系のソフトウェア業グループであるFSAの会員でもあります。

概要と特徴

キューブシステムは、親会社が存在せず、独立した経営体制を保っているため、クライアントからは高い信頼を寄せられています。特に金融業界におけるシステム開発は、セキュリティや信頼性が求められるため、同社の経験と技術力は非常に重要です。

沿革

創業から発展

この会社は1972年にカストマエンジニアーズ株式会社として設立されました。1984年には富士通株式会社と業務受託契約を結び、システムインテグレーションサービスの提供を開始しました。1988年には野村総合研究所との基本契約を締結し、さらにシステム開発を拡充しました。1990年に現在の社名に変更し、以降も成長を続けています。

上場と規模の拡大

2002年にジャスダックに上場し、続いて2006年には東京証券取引所の第二部に上場を果たしました。そして2014年には東京証券取引所の第一部に指定替えとなるなど、企業の成長が認められる形となっています。

海外展開と技術革新

2015年には本社を大崎に移転し、国際的な展開を強化するために、連結子会社として上海求歩申亜信息系統有限公司の全株式を取得しました。また、名古屋オフィスの開設や福岡オフィスの新設なども行い、さらなる地域密着型のサービス展開を目指しています。

2021年にはAI顔認証を用いたタッチレス決済サービスに関する特許を取得し、デジタルトランスフォーメーション（DX）事業の強化を図っています。2022年には完全子会社として北海道キューブシステムを傘下に持つことで、より一層システムインテグレーションを強化しています。

連結子会社

キューブシステムは複数の連結子会社を持ち、それぞれ異なる地域や業種に特化したサービスを提供しています。具体的には、北海道キューブシステム、CUBE SYSTEM VIETNAM CO.,LTD.、上海求歩申亜信息系統有限公司が含まれています。これにより、国内外でのシステムインテグレーションのニーズに応えることが可能です。

まとめ

株式会社キューブシステムは、独立系のシステムインテグレーターとして、実績を元にした高い技術力と信頼性を誇ります。今後も新しい技術を取り入れ、顧客の期待に応えるサービスを提供し続ける企業であり続けることでしょう。

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