キリンのものしり館

『キリンものしり館』は、1975年から1979年まで毎日放送で放送されたテレビアニメです。毎日放送とオフィス・ユニの共同製作で、麒麟麦酒の一社提供として、全1565話が放送されました。

概要

『キリンものしりシリーズ』の第5弾にあたる本作は、ネコとネズミのコンビが、講談風の進行とドタバタ劇を繰り広げながら偉人を紹介するというユニークな内容でした。ネコが講談調でサブタイトルをユーモラスに紹介し、最終的にはネコがひどい目に遭うというオチが定番でした。

このネコとネズミのコンビは、次作『キリンあしたのカレンダー』の初期にも登場しています。また、過去のシリーズ作品ではアニメ映像とイラスト（静止画）が併用されていましたが、本作で初めて全編フィルム化が実現しました。

平均視聴率は13%、最高視聴率は25%を記録し、当時の教養番組500作品の中で最高の視聴率を獲得しました。

本放送時には、番組名も歌詞に入ったテーマソングが使用されていましたが、放送番組センターに買い取られた後の放送では、歌詞のない別の曲に差し替えられました（映像は同じ）。

声の出演

ネコ - キャッシー
ネズミ - 小宮和枝

スタッフ

構成／監督 - 永沢まこと
脚本 - 畑中国明、小川健一、大石洋子 ほか
テーマ音楽 - 山下毅雄（歌：みずまさつき、シンガース・スリー　本放送版）、黒住憲五（放送番組センター版）
撮影 - 高橋宏固
編集 - 鶴渕友彰
音声演出 - 高桑慎一郎
効果 - 吉野晃生
選曲 - 水谷忠信
調整 - 渡辺春雄
録音 - 読売スタジオ
演出 - 白石邦俊、渡辺省三
イラストレーション - 倉橋達治、さとうさとお、中嶋契、由地美枝子、中村みつお、志水圭
資料画 - 明珍秀子、池田志津子、松本操
アニメーション - 彦根範夫、近藤英輔、児玉喬夫、土田治
レタリング - 佐田康則
現像 - 横浜シネマ現像所
企画製作 - 毎日放送、オフィス・ユニ

ネット局

(放送されていたすべてのネット局についての詳細な情報は、現時点では確認できませんでした。)

外部リンク

* TV アニメ キリンものしり館 - allcinema

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