ギャレット・J・クレービンジャー(Garrett J. Cleavinger)は、
1994年4月23日生まれ、
アメリカ合衆国カンザス州ローレンス出身の
プロ野球選手です。左投右打の
投手として、MLBの
タンパベイ・レイズに所属しています。
プロ入りからオリオールズ傘下時代
2015年のMLBドラフトで、
ボルチモア・オリオールズから3巡目(全体102位)で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキーリーグのアバディーン・アイアンバーズでプロデビューを飾り、19試合に
登板し6勝1敗、
防御率2.16、32奪
三振という好成績を記録しました。
2016年には、A級デルマーバ・ショアバーズでシーズンを迎え、シーズン途中にA+級フレデリック・キーズに昇格。2チーム合計で37試合に
登板し、7勝3敗、
防御率3.07、102奪
三振を記録しました。2017年はAA級
ボウイ・ベイソックスで開幕を迎えます。
フィリーズ時代
2017年7月28日、
ジェレミー・ヘリクソンとのトレードで、
金賢洙と共に
フィラデルフィア・フィリーズへ移籍。移籍後はAA級
レディング・ファイティン・フィルズに所属しました。この年は、移籍前と合わせて38試合に
登板し、2勝5敗、
防御率6.00、59奪
三振の成績を残しました。
2018年はA+級
クリアウォーター・スレッシャーズで開幕を迎え、シーズン途中にAA級レディングに昇格。2チーム合計で12試合に
登板し、1勝1敗、
防御率7.43、18奪
三振という成績でした。2019年はAA級レディングで34試合に
登板し、3勝2敗、
防御率3.66、83奪
三振を記録しました。2020年9月17日にメジャーデビューを果たしました。
ドジャース時代
2020年12月29日、フィリーズと
タンパベイ・レイズ、
ロサンゼルス・ドジャース間の3チームトレードで、ドジャースに移籍しました。このトレードで、フィリーズはレイズからホセ・アルバラードを、レイズはドジャースからディロン・ポールソンと
後日発表選手または金銭を、ドジャースはフィリーズからクレービンジャーをそれぞれ獲得しました。
レイズ時代
2022年8月1日、ヘルマン・タピアとのトレードで、
タンパベイ・レイズへ移籍しました。
選手としての特徴
クレービンジャーは、平均95.8mph(約154.2km/h)、最速98.4mph(約158.4km/h)のフォーシームとスライダーの2種類の球種を主に用います。この2つの球種を駆使し、
打者を圧倒する投球スタイルが特徴です。
家族
叔父のマット・マクウィリアムズも元
プロ野球選手で、
アトランタ・ブレーブス傘下でプレーしていました。
詳細情報
年度別
投手成績、年度別守備成績は、2024年度シーズン終了時の情報が提供されています。
背番号
66(2020年)
61(2021年 - 2022年途中)
60(2022年途中 - )
脚注
メジャーリーグベースボールの選手一覧 C
外部リンク
選手の通算成績と情報: MLB, ESPN, Baseball-Reference, Fangraphs, The Baseball Cube, Baseball-Reference (Register)
Garrett Cleavinger stats: MiLB.com (英語)