クイズテレビずき!

クイズテレビずき!に関する詳しい情報



『クイズテレビずき!』は1993年1月から9月まで、TBS系列で放送されたクイズ番組です。ロート製薬が一社提供となっており、毎週土曜日の19:30から20:00まで放送されていました。この番組は、17年間にわたって続いた「クイズダービー」の後を受け継ぎ、特番「金曜テレビの星!」での90分特別番組「オールスター㊙️公開 芸能クイズ大作戦」をレギュラー化したものでした。

番組を企画したのは、前番組『クイズダービー』の初代プロデューサーである居作昌果氏です。『クイズテレビずき!』では主にテレビ番組に関連したクイズが出題され、最初は4組の解答者によるチーム対抗方式でしたが、後に個人戦にシフトしました。放送当初、スタジオにはロート製薬の製品名「パンシロン」と「ロートZi:」の看板が掲示されていました。

番組のテーマ曲は、初期は『KO世紀ビースト三獣士』のサウンドトラックの一部が使用されていました。この曲は、同じくTBSで流れる『オールスター感謝祭』のコーナーでも使用されており、認知度が高かったようです。また、CM明けには高橋由美子さんの楽曲「だいすき」のイントロが使われ、放送第1回では実際に高橋さんのゲスト出演もありました。後期にはカブキロックスが歌った「勇気があれば」のインストゥルメンタルがテーマ曲として流用され、人気を集めました。

また、オープニングの提供クレジットは放送期間中にリニューアルが行われ、エンディングには「健やかな明日のために、ロート製薬の提供です」と固定の女性声優によるナレーションが流れました。ただし、BGMはかからない形式でした。エンドカードにはシンプルに「クイズテレビずき! 終」と表示されていました。

この番組は、TBSの土曜7時30分枠で26年間、さらには1960年から放送されていた『ダイラケ二等兵』など、長い歴史を持つロート製薬の一社提供番組に属していました。しかし、本番組の最終回を以て、ロート製薬の単独提供番組は幕を閉じました。

出演者



司会
笑福亭鶴瓶
渡辺真理(TBSアナウンサー) ・前番組『クイズダービー』からの引き続き出題を担当。

主な解答者
以下の方々がレギュラー出演していました。

特別出演者

特に、小林幸子は「幸っちゃんクイズ」を担当し、毎回クレーンに乗っての登場が話題になりました。

スタッフ



製作スタッフには、ナレーションを担当した平野義和氏や、総合プロデューサーの居作昌果氏が名を連ねています。プロデューサーは井上博氏と斎藤薫氏が務め、制作はタイクスとTBSが手がけました。

『クイズテレビずき!』は多くの視聴者に愛され、楽しいクイズと独特の演出で各回新たな挑戦を提供していました。その明るい雰囲気は、テレビ番組を通じて特に家族で楽しむ時間ともなり、多くのファンの心に残る作品として記憶されています。

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