クリスティン・スチュワート

クリスティン・ガイリン・ハリス・スチュワート（Christin Gaylin Harris Stewart, 1993年12月10日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のプロ野球選手（外野手）です。右投左打で、現在はMLBのボストン・レッドソックス傘下に所属しています。

プロ入りとタイガース時代

2015年のMLBドラフトで、デトロイト・タイガースから1巡目追補（全体34位）で指名され、プロ入りを果たしました。プロ入り後は、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、A-級コネチカット・タイガース、A級ウェストミシガン・ホワイトキャップスでもプレーし、3球団合計で71試合に出場。打率.285、10本塁打、44打点、5盗塁という成績を記録しました。

2016年には、A+級レイクランド・フライングタイガースとAA級エリー・シーウルブズでプレーし、2球団合計で128試合に出場。打率.255、30本塁打、87打点、3盗塁を記録し、長打力をアピールしました。同年7月には、オールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出され、将来を嘱望される存在となりました。オフには、アリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属しました。

2017年はAA級エリーでプレーし、136試合に出場。打率.256、28本塁打、86打点、3盗塁を記録し、着実に成長を続けました。

2018年は、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガース（ウェスト及びイースト）、AAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、3球団合計で125試合に出場。打率.263、25本塁打、80打点を記録しました。同年9月9日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のセントルイス・カージナルス戦でメジャーデビューを果たしました。メジャーでは17試合に出場し、打率.267、2本塁打、10打点を記録しました。

2019年は、3月28日のトロント・ブルージェイズとの開幕戦に「6番・左翼」で先発出場。延長10回表に勝ち越し2ランを放ち、勝利に大きく貢献しました。その後、故障による離脱もあったものの、スタメンに定着し、104試合に出場。打率.233、10本塁打、40打点を記録しました。

2020年は36試合に出場し、打率.167、3本塁打、9打点という成績でした。

2021年4月1日にDFAとなり、6日にマイナー契約となりました。この年はAAA級トレドで89試合に出場し、打率.254、21本塁打、58打点の成績を残しましたが、メジャー昇格の機会はありませんでした。オフの11月7日にFAとなりました。

レッドソックス傘下時代

2021年12月1日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、新たなチームでメジャー復帰を目指すことになりました。

プレースタイル

クリスティン・スチュワートは、長打力が魅力の左打ちの外野手です。マイナーリーグではコンスタントに本塁打を量産しており、メジャーリーグでの活躍が期待されています。積極的な打撃が持ち味で、チャンスでの勝負強さも兼ね備えています。守備面では、肩の強さを生かしたプレーが光ります。

今後の活躍が期待される注目の若手選手の一人です。

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