クリタウォーターガッシュ昭島

クリタウォーターガッシュ昭島：歴史と挑戦の軌跡

クリタウォーターガッシュ昭島(Kurita Water Gush Akishima、略称：WG昭島)は、東京都昭島市をホストエリアとするジャパンラグビーリーグワンに所属するラグビーチームです。練習グラウンドは栗田工業昭島グラウンドにあり、チーム理念として『ラグビーと仕事の両立を通じて高い目標に挑戦し続け、観る人すべてに勇気を与え、感動を共にする』を掲げ、『プライド』『感謝』『規律』を基軸とした組織運営を行っています。これはチーム独自のポリシー『クリタWAY』として体現されています。

輝かしい歴史：大阪から東京へ、そしてリーグワンへ

1962年、大阪で創部されたチームは、1967年には関西社会人Aリーグに昇格し、全国社会人大会へ初出場を果たしました。その後、1978年に東京へ移転、関東社会人リーグを経て、トップリーグ（現リーグワン）を目指し、地道な努力を重ねてきました。関東社会人リーグでは、優勝や昇格、降格を繰り返しながらも、常に上位を争う強豪チームとして成長を遂げました。

2003年にスタートした社会人トップリーグでは、トップイーストリーグで長く活躍し、2017年にはトップイーストリーグDiv.1で優勝。2018年には活動拠点を昭島市に移転し、2018-19シーズンからトップチャレンジリーグに参加。2021年には、ジャパンラグビーリーグワンのDIVISION3への参加が決定しました。

リーグワンでは、初年度の2022シーズンは6チーム中最下位という結果に終わりましたが、2022-23シーズン、2023-24シーズンはDIVISION3で5チーム中3位と着実に順位を上げています。2024年8月には、チーム強化と人材育成のため、ニュージーランドの強豪チームであるブルーズとのパートナーシップ契約を締結。更なる発展を目指して活動を続けています。

拠点とホームゲーム

チームの練習グラウンドは栗田工業昭島グラウンドですが、ホストゲーム開催には昭島市内に適切な会場がないため、秩父宮ラグビー場、AGFフィールド、厚木市荻野運動公園陸上競技場などを利用しています。

チーム戦績

クリタウォーターガッシュ昭島は、長年に渡り数々のリーグ戦で活躍してきました。

関東社会人リーグでは、複数のシーズンで優勝を経験。
トップイーストリーグでは、上位常連として、2017年にはDiv.1で優勝を果たしています。
ジャパンラグビーリーグワンでは、DIVISION3での戦いを通して、着実にチーム力を高めています。

チーム構成と将来展望

2024-25シーズンのスコッドは、日本代表経験者や将来の代表候補、他国代表経験者など、多様な才能を持つ選手で構成されています。ヘッドコーチにはウィクリフ・パールー氏が就任し、チームを率いています。

ブルーズとのパートナーシップ締結は、チームの更なる強化、特に若手選手の育成に大きく貢献すると期待されています。今後の活躍から目が離せません。

マスコットとスポンサー

チームのマスコットは、昭島市内で発見されたクジラの化石「アキシマクジラ」をモチーフにしたクジラです。スポンサーには、興和（バンテリン）などがあり、チーム運営を支えています。

結び

クリタウォーターガッシュ昭島は、長年の歴史と伝統、そして常に挑戦を続ける姿勢を併せ持つチームです。地域社会への貢献にも積極的に取り組み、多くのファンに勇気と感動を与え続けています。今後の活躍に期待しましょう。

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