グラント・ウィリアムズ (バスケットボール)

グラント・ディーン・ウィリアムズ

グラント・ディーン・ウィリアムズ（Grant Dean Williams, 1998年11月30日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロバスケットボール選手。
NBAのシャーロット・ホーネッツに所属しており、ポジションはパワーフォワードを担っています。

NBAキャリア

ボストン・セルティックス時代 (2019-2023)

テネシー大学で3年間プレーした後、2019年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、1巡目全体22位でボストン・セルティックスに指名されました。
セルティックスとは4年総額1,180万ドルのルーキー契約を結び、NBAキャリアをスタートさせました。

2019-20シーズンには、12月20日のデトロイト・ピストンズ戦で自身最多の18得点を記録。このシーズンは69試合に出場し、平均15.1分の出場で3.4得点、2.6リバウンド、1.0アシストを記録しました。プレーオフにも全17試合に出場し、貴重な戦力として貢献しました。

2020-21シーズンは61試合に出場し、平均18.1分の出場で4.7得点、2.8リバウンドを記録。

2021-22シーズンには、3月21日のオクラホマシティ・サンダー戦で20得点、10リバウンドを記録し、チームを勝利に導きました。プレーオフカンファレンス準決勝のミルウォーキー・バックスとの第7戦では、キャリアハイとなる27得点（3ポイントシュート7本）を記録し、チームをカンファレンス決勝に導く原動力となりました。チームはNBAファイナルに進出しましたが、ゴールデンステート・ウォリアーズに敗れました。

2022-23シーズン、プレーオフカンファレンス決勝のマイアミ・ヒートとの第2戦で、ベンチ出場ながら9得点、2リバウンド、2アシスト、1ブロックを記録。しかし、チームはヒートに敗れました。

ダラス・マーベリックス時代 (2023)

2023年7月12日にサイン・アンド・トレードでダラス・マーベリックスに移籍しました。

シャーロット・ホーネッツ時代 (2024-)

2024年2月8日にP・J・ワシントンとのトレードで、セス・カリー、2027年のドラフト1巡目指名権と共にシャーロット・ホーネッツへ移籍。
2024年11月23日のミルウォーキー・バックス戦で、ブルック・ロペスとの衝突後に右膝前十字靭帯断裂、右膝半月板損傷などの大怪我を負い、シーズン全休となりました。

人物

セルティックス入団から間もない2020年8月6日、フェンウェイ・パークでのボストン・レッドソックスの試合前、ドラフト同期のカーセン・エドワーズと共に始球式を務めました。

グラント・ウィリアムズは、高いバスケットボールIQと献身的なプレースタイルで知られており、チームに貢献できる選手として評価されています。セルティックス時代には、その明るい性格とユーモアのセンスでチームメイトやファンから愛されていました。

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