グランドグローリー

グランドグローリー：輝かしい競走生活と新たな未来

2016年4月19日生まれのグランドグローリーは、イギリスで生まれ、フランスを拠点に活躍した競走馬です。その競走生活は、華々しい勝利と惜敗、そして現役続行へのドラマチックな展開で彩られました。

デビューから重賞制覇まで

2018年のデビュー戦は、10番人気という低評価を覆し、見事勝利を収めました。その後、芝に転向し、地道な努力を重ね、3歳時にはディアヌ賞で3着と好成績を残します。4歳になると、ザルカヴァ賞で1着を獲得、さらに重賞競走で好走を重ね、フロール賞で待望の重賞初勝利を挙げました。

5歳シーズンは、ヴィシー大賞、そして念願のG1競走であるジャンロマネ賞を制覇し、大きな躍進を遂げます。続くオペラ賞では2着と健闘し、勢いそのままにジャパンカップへ遠征。5着という結果に終わりましたが、3頭の外国馬の中では最先着という好成績を残しました。

このジャパンカップ出走を機に、一度は引退が発表されました。しかし、繁殖セールで高額落札された後、現役続行が決定。このサプライズな展開は、多くの関係者を驚かせました。

現役続行とジャパンカップ再挑戦

6歳シーズンも、グランドグローリーは持ち前の実力を発揮します。復帰初戦のザルカヴァ賞を制し、アレフランス賞でも勝利を収め、重賞勝ちを4つに伸ばしました。さらに、プリンスオブウェールズステークスでは3着と健闘。秋には凱旋門賞に挑戦するなど、国際的な舞台でも活躍しました。そして、再びジャパンカップへの挑戦を表明、6着という結果で競走生活に幕を閉じました。

繁殖牝馬として

長年にわたる輝かしい競走生活を終えたグランドグローリーは、日本の社台ファームで繁殖牝馬としての新たな道を歩み始めました。2023年にはブリックスアンドモルタルとの交配が成立、そして2024年には牝馬の初仔が誕生しました。

グランドグローリーの足跡

グランドグローリーの競走生活は、決して順風満帆ではありませんでした。しかし、その度に持ち前の能力と粘り強さで困難を乗り越え、数々の勝利を収めました。そして、現役引退後も、繁殖牝馬として、その遺伝子を残し続けています。彼女の輝かしい活躍は、競馬史にしっかりと刻み込まれたと言えるでしょう。

競走成績

グランドグローリーは、通算24戦8勝という成績を残しました。その中には、G1競走であるジャンロマネ賞を始めとした数々の重賞勝利が含まれています。彼女の競走成績は、netkeiba.comやJBISサーチ、Racing Postなどで確認できます。

血統

(血統表は省略)

将来

グランドグローリーの初仔の活躍にも期待が高まります。彼女の血を受け継いだ競走馬が、将来、どのような活躍を見せてくれるのか、注目が集まっています。

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