グリーンパーク・響灘緑地

グリーンパーク・響灘緑地（ひびきなだりょくち）

グリーンパーク・響灘緑地は、福岡県北九州市若松区に位置する広大な都市公園です。この公園は、頓田貯水池を中心に広がる281.2ヘクタールの面積を持ち、地域の憩いの場として市民に愛されています。1991年には全国都市緑化フェアが開催され、翌1992年に正式にオープンしました。この際、一部施設は以前から存在しており、特に「ひびき動物ワールド」は1989年から運営されています。

公園は、自然とふれあう場を提供するため様々な施設が整備されており、自然の中でリラックスしながら楽しむことができます。特に、1993年度には手づくり郷土賞の「自然とふれあう水辺づくり」を受賞しており、その取り組みが評価されています。2014年には新たな指定管理者が運営を引き継ぎ、現在も多くの人々に利用されています。

公園内の魅力的な施設

大芝生広場

グリーンパークの中心には、約4ヘクタールの広大な芝生広場があります。ここは、ピクニックやイベント、レクリエーション活動に最適な場所です。家族連れや友人との利用にぴったりのエリアです。

世界最長のブランコ

公園のシンボルといえるのが、全長約163メートルのブランコです。このブランコは世界一の長さを誇り、ギネス認定もされています。100人が同時に楽しむことができるため、特に子供たちに人気のアトラクションです。

バラ園

約320種のバラが植えられ、季節ごとに色とりどりの花が咲き誇ります。春と秋に開催される「バラフェア」では、多くの訪問者が訪れ、美しいバラの景色を楽しみます。

動物施設

「ひびき動物ワールド」では、約250匹の有袋類に出会うことができます。特にカンガルーやワラビーに触れ合えるエリアは、家族連れに人気があり、動物たちとのふれあいが楽しめます。

アクセスの便利さ

公園へは、JR九州筑豊本線を利用し、二島駅からタクシーで約8分。また、バスを利用することもでき、北九州市営バスで「響灘緑地入口」までアクセスできます。車でも行けるため、訪れやすいスポットです。

過去の施設

公園内では「ひびきプレイランド」という遊園地が一時営業していましたが、短期間で終了しました。また、展望台として設置された「ひびきタワー」もあったが、2009年に営業を終了しました。これらの過去の施設は、公園の歴史を物語っており、現在もその跡を感じさせます。

グリーンパーク・響灘緑地は、自然と触れ合う機会を提供しながら、家族や友人と共に楽しい時間を過ごすことができる特別な場所です。今後も様々なイベントや取り組みが行われ、多くの人々に親しまれることでしょう。

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