グリーンランド (遊園地)

グリーンランド：九州最大級の遊園地

グリーンランドは、熊本県荒尾市に位置する九州最大級の遊園地です。その広大な敷地面積は300万平方メートルにも及び、遊園地だけでなく、ゴルフ場、ホテル、温泉、ショッピングモールなども併設された、まさに複合リゾート施設と言えるでしょう。これらの施設は「グリーンランドリゾート」と総称され、同市に本社を置くグリーンランドリゾート株式会社によって運営されています。かつては三井鉱山が親会社であったため、「三井グリーンランド」として親しまれていましたが、2007年に現在の名称に変更されました。

アトラクション

グリーンランドの最大の魅力は、そのアトラクションの豊富さです。国内最大級の大観覧車「レインボー」をはじめ、全部で81機種ものアトラクションが所狭しと並び、その数は日本一を誇ります。

特にジェットコースターの種類は豊富で、「NIO」「GAO」「ウルトラツイスター・メガトン」「天の川コースター ミルキーウェイ」など、絶叫マシン好きにはたまらないラインナップとなっています。かつてはジェットコースターの数も日本一でしたが、2017年にナガシマスパーランドにその座を譲りました。

絶叫系以外にも、2012年には九州初となる空中回転ブランコ型アトラクション「スターフライヤー ゴクウ」が登場するなど、常に新しいアトラクションを導入し、来場者を楽しませています。園内は丘陵地になっており、坂道が多いため、移動用のロードトレインなどの乗り物も充実しています。

運営について

グリーンランドは、開園以来、悪天候時や新型コロナウイルス感染症対策に伴う休園を除き、年中無休で営業を続けてきました。しかし、従業員の働き方改革やアトラクションのメンテナンス強化のため、2024年1月からは年間22日の休園日を設けることが発表されました。

運営会社の沿革を辿ると、1964年に三井鉱山の子会社として設立された三井三池開発株式会社が始まりです。1966年に三井グリーンランドを開業し、その後、テナント誘致やアトラクション設置を経て、1980年に株式会社グリーンランドとして再スタートしました。2005年には西部ガスグループが筆頭株主となり、2006年に現在の社名に変更されています。

アクセス

グリーンランドへのアクセスは、鉄道と自動車の2つの方法があります。

鉄道の場合、JR鹿児島本線または西鉄天神大牟田線の大牟田駅から西鉄バスで約20分、JR鹿児島本線の荒尾駅からは産交バスで約10分です。

自動車の場合、九州自動車道の南関インターチェンジから約15kmです。

まとめ

グリーンランドは、九州を代表する遊園地として、長年にわたり多くの人々に愛されてきました。豊富なアトラクションに加え、温泉やショッピングモールなど、様々な施設が充実しており、一日中楽しめること間違いありません。家族や友人との思い出作りに、ぜひグリーンランドを訪れてみてください。

主なアトラクション
恐竜コースター「GAO」
NIO（ニオー）
ミルキーウェイ織姫/彦星
スターフライヤーゴクウ
大観覧車レインボー

関連施設
ホテルヴェルデ
* グリーンランドリゾートゴルフコース

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