グレッグ・スミス (1991年生のバスケットボール選手)

グレゴリー・ステフェン・スミス（Gregory Stephen Smith、1991年1月8日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ヴァレーホ出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションは主にパワーフォワード、センター。

来歴

スミスは、2009年にカリフォルニア州立大学フレズノ校に入学し、2年間プレーしました。大学では平均11.6得点、7リバウンドを記録。2011年のNBAドラフトにアーリーエントリーしましたが、どのチームからも指名を受けることはできませんでした。

2011年はNBAロックアウトが実施されたこともあり、スミスは2011年8月にメキシコに渡り、ソレス・デ・メヒカリでプロキャリアをスタートさせました。ロックアウトが解除された12月にアメリカへ帰国し、同月13日にヒューストン・ロケッツと契約しました。その後、傘下のリオグランデバレー・バイパーズに送られましたが、2012年2月8日に正式にロケッツと契約し、念願のNBA選手となりました。

2011-12シーズンは7試合に出場。翌2012-13シーズンには、オメル・アーシュクの控えとして71試合に出場しました。しかし、2013-14シーズンは膝の負傷やドワイト・ハワードの加入により出場機会が減少し、2014年4月10日に解雇されました。その4日後にはシカゴ・ブルズに加入しましたが、膝の負傷のため出場することはありませんでした。

2014-15シーズンはダラス・マーベリックスでプレー。2015-16シーズンは、開幕後しばらく所属チームが決まらない状況が続きましたが、2016年1月5日にトロント・ラプターズ傘下のラプターズ・905と契約しました。その後、同年3月1日にミネソタ・ティンバーウルブズと10日間契約を結びました。

2017年8月8日、日本のBリーグに所属する大阪エヴェッサと契約したことが発表されました。しかし、故障のため2018年1月9日に退団しています。

スミスは、NBAでの出場経験を持つ実力のある選手であり、リバウンドやディフェンスに定評がありました。また、献身的なプレーも評価されていました。日本でのプレー期間は短かったものの、その存在感を示しました。

引退後については公表されていません。

プレースタイル

恵まれた体格を生かした力強いプレーが持ち味。
リバウンド、特にオフェンシブリバウンドへの意識が高い。
インサイドでのディフェンス能力に優れる。
アウトサイドシュートは得意ではないが、着実に向上を見せていた。
献身的なプレーでチームに貢献する。

その他

NBAでの背番号は主に「4」を着用。
* 愛称は「スミス」または「グレッグ」。

もう一度検索