グローバルサイン

GMOグローバルサイン株式会社：世界を繋ぐ信頼の証

GMOグローバルサイン株式会社は、GMOインターネットグループに属する、情報セキュリティと電子認証を専門とする企業です。東京都渋谷区に本社を置き、日本国内のみならず、ベルギー、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、オランダ、アメリカ合衆国、中国、オーストラリア、シンガポール、インド、香港、フィリピン、タイなど、グローバルに拠点を展開しています。

強固なセキュリティとグローバルな展開

同社は、インターネット黎明期である1996年にベルギーで設立されました。当初はBelSignという社名でしたが、ヨーロッパでの事業拡大に伴い、GlobalSignへと改名。ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した最上位の第三者認証局として、高い信頼性と実績を築き上げてきました。

特にベルギーにおいては、SSLサーバー証明書の市場シェアでトップを走り、政府関連機関への多数の実績を誇ります。ベルギー政府のeIDプロジェクト（国民全員への電子ID配布）では、唯一のサイニングルートとして選定されるなど、政府レベルのセキュリティにおいても重要な役割を担っています。

日本においても、2006年にGMOインターネットグループに参入して以来、急速に成長を遂げ、SSLサーバー証明書をはじめとする電子証明書の発行において国内トップクラスのシェアを獲得しています。BMW、Nestle、ING銀行、オックスフォード大学など、世界的な企業や機関にもサービスを提供しています。

多様なサービスと技術革新

GMOグローバルサインは、SSL/TLSサーバー証明書の発行・販売を主力事業としていますが、そのサービスは多岐に渡ります。コードサイニング証明書、電子署名用証明書、クライアント証明書など、PKI技術を活用した幅広い電子証明書を提供しています。

さらに、認証レベルに応じたSSLサーバー証明書（クイック認証SSL、企業認証SSL、EV SSL）をワンブランドで提供するなど、顧客ニーズに合わせた柔軟なサービス展開が特徴です。近年は、IoTセキュリティやフィンテック分野にも積極的に参入し、マネージドPKI for IoTなどのソリューションを提供しています。

Google Trust Servicesへのルート認証技術提供や、ARM社との連携によるIoTデバイス向け証明書発行など、技術革新にも積極的に取り組んでいます。また、日本国内では、ネット選挙におけるなりすまし対策サービスを提供するなど、社会的な課題解決にも貢献しています。

沿革と受賞歴

同社は、日本ジオトラスト株式会社として設立され、その後、社名をグローバルサイン株式会社、GMOグローバルサイン株式会社へと変更。設立以来、数々の賞を受賞し、その技術力と事業実績は高く評価されています。

2007年には「デロイト トウシュ トーマツ 日本テクノロジーFast50」を受賞、2008年には「アジア太平洋地域テクノロジーFast500」を受賞するなど、高い成長率を誇っています。その他、Frost & Sullivan賞、Online Trust Allianceのオンライントラスト栄誉賞など、数々の賞を受賞しています。

未来への展望

GMOグローバルサインは、今後も、安全で信頼性の高い電子認証サービスを提供することにより、デジタル社会の発展に貢献していくでしょう。グローバルな視点と、技術革新への積極的な姿勢を維持し、進化を続けるデジタル社会におけるセキュリティの要として、その存在感をますます高めていくことが期待されます。

もう一度検索