ケヴィン・ロドリゲス

ケヴィン・マヌエル・ロドリゲス（Kévin Manuel Rodrigues、1994年3月5日 - ）は、フランスのバイヨンヌ出身のプロサッカー選手です。現在はサウジアラビアのアル・カーディシーヤFCでDFとしてプレーしています。

クラブキャリア

ロドリゲスは地元クラブでサッカーを始め、2008年にトゥールーズFCのアカデミーに入団し、着実に成長を遂げました。2012年5月20日には、リーグ・アンのACアジャクシオ戦でトップチームデビューを果たし、プロとしての第一歩を踏み出しました。

2014年7月30日には、リーグ・ドゥ（フランス2部）のディジョンFCOに移籍し、新たな挑戦をスタートさせました。そして、2015年6月4日、スペインのレアル・ソシエダへの移籍を果たし、海外でのプレー経験を積むことになります。当初はBチームに登録されていましたが、1年半後の2017年1月29日、レアル・マドリードとの試合でトップチームデビューを果たしました。同年3月1日には、クラブとの契約を2020年まで延長し、更なる飛躍を目指しました。2017年9月17日のレアル・マドリード戦では、移籍後初ゴールを記録しましたが、同時にオウンゴールも献上し、チームは1-3で敗れました。2017-18シーズンはリーグ戦20試合に出場しましたが、その後は出場機会が減少し、2019-20シーズンはCDレガネス、2020-21シーズンはSDエイバル、2021-22シーズンはラージョ・バジェカーノにレンタル移籍をしています。

2022年6月10日には、トルコのアダナ・デミルスポルに移籍し、新たな環境でプレーしました。そして、2024年1月31日、サウジアラビアのアル・カーディシーヤFCに移籍し、現在に至ります。

代表キャリア

ロドリゲスはフランスで生まれましたが、両親がポルトガル人であるため、フランス代表とポルトガル代表のいずれかを選択することができました。当初はフランスの年代別代表に選出されていましたが、U-21代表からはポルトガル代表を選択しました。2017年11月10日に行われたサウジアラビア代表との親善試合で、ポルトガルA代表としての初キャップを記録しました。

プレースタイル

ケヴィン・ロドリゲスは、主に左サイドバックを основнойポジションとするDFです。豊富な運動量とスピードを生かしたオーバーラップで攻撃に貢献する一方、対人守備能力にも優れており、バランスの取れた選手として評価されています。また、セットプレーでの精度の高いクロスも持ち味の一つです。

まとめ

ケヴィン・ロドリゲスは、フランスとポルトガルのルーツを持つ、国際的な経験豊富なサッカー選手です。これまで数々のクラブでプレーし、ポルトガル代表としても活躍しており、今後の活躍も期待されています。

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