ケータイ補償サービス

ケータイ補償サービスとは

NTTドコモが提供する「ケータイ補償サービス」は、FOMAおよびXi対応機種のユーザーを対象とした、携帯電話のトラブルに対する保険サービスです。このサービスに加入することで、万が一、携帯電話が紛失、全損、水没した場合でも、一定の負担額で新品同様の端末を受け取ることができます。通常、水没や全損といった修理が困難な状況では、端末の買い替えが必要となりますが、このサービスを利用すれば、高額な費用をかけずに済みます。

サービス概要

「ケータイ補償サービス」は、NTTドコモのケータイ補償サービスセンターに連絡することで、速やかに代替機が配送されるというものです。具体的には、紛失や全損といったトラブル発生時、電話連絡後、原則として翌日または翌々日には、同一機種・同一色の端末が配送されます。このサービスは、バリューコース導入以前には0円で端末を購入できた時代から、端末価格が上昇したことで、その価値が高まりました。また、このサービスの運営は、アメリカの保険会社アシュリオンジャパンが受託しており、その実績も信頼性を高めています。

月額利用料と契約条件

月額利用料は、機種によって280円または380円に設定されています（2011年2月1日以降の新規加入、または機種変更時の変更による）。バリューコースとケータイ補償サービスを初めて同時に契約した場合は、31日間無料でサービスを利用できます。サービスへの申し込みは、FOMA、Xi対応機種の購入日を含めて14日以内に行う必要があり、ドコモプレミアクラブの会員であることが条件です。

補償内容

このサービスは、年2回まで利用可能です。1回目の利用時には5,000円、2回目の利用時には8,000円の自己負担額が発生します。また、全損や水没した端末はNTTドコモに返送する必要があります。返送を怠った場合、40,000円の違約金が発生します。サービスの申し込みは、iモード、インフォメーションセンター、ドコモショップで受け付けています。さらに、プレミアクラブ安心サポートも適用されます。

継続利用特典

2年以上同一機種でサービスを継続利用し、かつ機種変更を行う際には、ドコモポイントが付与されます。具体的には、サービスを利用せずに2年間経過した場合、1,000または2,000ポイントが付与されます。ただし、期間中にサービスの利用があった場合は、ポイントは付与されません。

サービス開始からの歴史

「ケータイ補償サービス」は、2006年7月1日にサービスを開始しました。その後、2007年11月26日には月額利用料が525円から315円に値下げされました。利用者数は順調に増加し、2008年8月9日には1,000万人を達成、その後も2009年1月15日に1,500万人、2009年7月1日に2,000万人、2010年2月16日に2,500万人、そして2010年12月21日には3,000万人を突破しました。

サービス内容も拡充され、2010年12月24日にはXi対応機種もサービスの対象となり、2011年2月1日には月額利用料が機種に応じて294円または399円に変更（新規契約、機種変更時）されました。継続利用特典についても、2012年1月1日と2014年11月1日に見直しが行われ、2年間継続利用し、かつサービスを利用しなかった場合に付与されるポイント数が変更されました。

関連サービス

「ケータイ補償サービス」は、以下のサービスと関連があります。

プレミアクラブ安心サポート
おまかせロック
ケータイデータお預かりサービス
イマドコサーチ
ケータイお探しサービス
ポスパケット（故障・水没端末の返送に利用）

外部リンク

ケータイ補償サービス
アシュリオン・ジャパン株式会社

もう一度検索