コパ・スダメリカーナ2019

コパ・スダメリカーナ2019概要

コパ・スダメリカーナ2019（Copa CONMEBOL Sudamericana 2019）は、南米サッカー連盟であるCONMEBOLが主催する、18回目のコパ・スダメリカーナ大会です。この大会では、優勝チームに対して翌年のコパ・リベルタドーレス2020のグループステージやレコパ・スダメリカーナ2019への出場権が付与される予定ですが、2020年の東京オリンピック開催により、Jリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦|Jリーグカップ_コパ・スダメリカーナ王者決定戦は開催されない見込みです。

大会形式

2019年から、決勝戦のみが従来のホームアンドアウェー形式から、中立地での1試合に変更されました。決勝戦は、パラグアイのアスンシオンにあるエスタディオ・ヘネラル・パブロ・ロハスで行われ、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェとアルゼンチンのコロンが対戦しました。この試合ではインデペンディエンテ・デル・バジェが3-1で勝利し、初の優勝を果たしました。

出場チーム

今回は、CONMEBOLに加盟する10カ国から合計44チームが参加しました。大会に出場するチームは、コパ・リベルタドーレス2019の予選やグループステージから敗退したチームの中から、次点チームが繰り上げ出場することがあります。具体的には、コパ・リベルタドーレスの予選3回戦やグループステージで敗退したクラブのうち、選ばれた10チームが2回戦から出場する仕組みです。

1回戦

1回戦では、44チームが南部のチーム（アルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイ、ウルグアイ）と北部のチーム（ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラ）に分かれて対戦します。この対戦はホームアンドアウェー形式で行われ、合計得点が同じ場合はアウェーゴールルールが適用され、さらにアウェーゴールも同点の場合にはPK戦で決着をつけます。

2回戦

1回戦の勝者22チームに加え、コパ・リベルタドーレス2019の3回戦敗退チームの成績上位2チームと、グループステージ3位で敗退した8チームが参加し、合計32チームとなります。これらのチームは2つのポットに分けられ、抽選によって対戦が決まります。同様に、合計得点が並んだ際には、アウェーゴールルールが適用され、アウェーゴールも同点の際はPK戦に進みます。

決勝トーナメント

2回戦を勝ち抜いた16チームは、トーナメント形式で優勝を争います。トーナメントの組み合わせ及びホーム・アウェーの対戦順は、2回戦の抽選時に決まります。準決勝まではホームアンドアウェー形式で行われ、同様に合計得点が並んだ場合はアウェーゴールルールが適用されます。決勝戦は表示されている通り、中立地で行われ、同点の場合には延長戦を経てPK戦で決着がつけられます。

まとめ

コパ・スダメリカーナ2019は、チームにとって重要な出場権を賭けた熱い戦いが繰り広げられた大会でした。特に、初の中立地での決勝が注目を集め、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェが歴史的な初優勝を達成したことは、観客やファンにとって記憶に残る出来事となりました。

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