コロちゃんパック
「コロちゃんパック」は、日本コロムビアが企画・販売した、主に幼児や小学校低学年を対象とした絵本付き音楽ソフトウェアのシリーズです。往年のソノシートのように、絵本と音楽をセットにした商品で、扱いやすさと比較的安価な価格が特徴でした。
コロちゃんパックは、アニメや子供向け番組の主題歌、挿入歌を中心に、お話やドラマなどを収録したレコードやCDのミニアルバムと、歌詞カードを兼ねた絵本がセットになっています。アルバムに先行して新曲が収録されたり、アルバム未収録の曲が収録されていたり、アルバムではセリフと重なっている歌がセリフ抜きで収録されていたりと、独自の収録内容も魅力でした。また、セリフ入りのものには、番組本編のアフレコ素材を使用したものと、音盤用に新たに録音されたものがあります。しかし、収録された俳優や声優の権利の関係から、再発売が難しくなるという問題もありました。
主な収録内容は、「うたとおはなし」と「ヒット曲集」の2種類です。「うたとおはなし」では、主に2曲以上の主題歌や挿入歌と、出演者によるお話やドラマが収録されています。「ヒット曲集」では、アルバムで発売されるヒット曲集などから抜粋した曲が最大8曲収録されています。2011年3月時点で、1500タイトル以上が発売され、約1000万枚を売り上げています。
コロちゃんパックは、時代に合わせて様々な形態で展開されました。
コロちゃんパック：1981年12月5日に発売が開始された、絵本付きカセットテープのシリーズです。『Dr.スランプ アラレちゃん』や『ドラえもん』、『太陽戦隊サンバルカン』など、当時人気の作品がラインナップされました。カセットテープはステレオ録音ですが、ドルビーBは使用されていません。また、プラスチックケースは付属せず、絵本と一緒にブリスターパックに収納する形式でした。
ディズニーパック：1983年4月21日に発売が開始された、ディズニーキャラクターを起用したシリーズです。
コロちゃんかみしばい：1984年11月21日に発売が開始された、紙芝居が付属するシリーズです。
とびだすコロちゃんパック：1985年11月21日に発売が開始された、飛び出す絵本が付属するシリーズです。
ゴールデンコロちゃんパック：1990年7月21日に発売が開始された、16曲入りのフルアルバムに相当するシリーズです。
ツインコロちゃんパック：1992年1月1日に発売が開始された、カセットテープ2本が付属するシリーズです。
CDコロちゃんパック：1997年5月21日に発売が開始された、絵本付きCDのシリーズです。当初は8cmCDと12cmCDの2種類があり、カセットテープと同時に発売されることもありましたが、次第にCDが主流となりました。2003年に再発売され、2011年には専用ケースに入った新型コロちゃんパックとしてリニューアルされました。しかし、2016年9月21日の発売を最後に「コロちゃんパック」としての発売は終了しました。
コロムビアキッズパック：2017年7月26日に発売が開始された、コロちゃんパックの後継シリーズです。童謡や英語の歌、キャラクターソングなどが収録されましたが、2020年2月19日の発売を最後に終了しました。
コロちゃんパック以外にも、同様のコンセプトの商品が各社から発売されていました。
なりきりカセット：日本コロムビアから発売された、キャラクターになりきれる小物が同梱されたカセットテープです。
CAN CAN カセット：日本コロムビアから発売された、缶に入ったグッズ付きのカセットテープです。
アポッコ シリーズ：アポロンから発売された、絵本付きカセットテープです。
絵本つきカセット：キング[[レコード]]／セブンシーズミュージックから発売された、絵本付きカセットテープです。
絵本付CDパックシリーズ：バップから発売された、『それいけ!アンパンマン』などが主な作品の、絵本付きCDパックです。かつてはカセットテープのみでしたが、後にCDと同時発売されました。
エイベックス・ブックCD：avex modeが発売した、絵本付きCDです。『仮面ライダー龍騎』から『仮面ライダーカブト』まで発売され、初出の挿入歌やテレビサイズ主題歌などが収録されました。
コロちゃんパックは、子供向けのアニメソングや童謡の普及に大きく貢献しました。また、ピチカート・ファイヴのアルバムやシングルがコロちゃんパック仕様で発売されるなど、アーティストにも影響を与えました。
アニメソング
童謡
スーヴニール2001 - ピチカート・ファイヴのアルバムで、コロちゃんパック仕様で発売
ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ - ピチカート・ファイヴのミニアルバムで、カセットテープ版がコロちゃんパック仕様で発売
Mary Lou - 毛皮のマリーズのシングルで、初回盤がコロちゃんパック仕様で発売
公式ウェブサイト
概要
コロちゃんパックは、アニメや子供向け番組の主題歌、挿入歌を中心に、お話やドラマなどを収録したレコードやCDのミニアルバムと、歌詞カードを兼ねた絵本がセットになっています。アルバムに先行して新曲が収録されたり、アルバム未収録の曲が収録されていたり、アルバムではセリフと重なっている歌がセリフ抜きで収録されていたりと、独自の収録内容も魅力でした。また、セリフ入りのものには、番組本編のアフレコ素材を使用したものと、音盤用に新たに録音されたものがあります。しかし、収録された俳優や声優の権利の関係から、再発売が難しくなるという問題もありました。
主な収録内容は、「うたとおはなし」と「ヒット曲集」の2種類です。「うたとおはなし」では、主に2曲以上の主題歌や挿入歌と、出演者によるお話やドラマが収録されています。「ヒット曲集」では、アルバムで発売されるヒット曲集などから抜粋した曲が最大8曲収録されています。2011年3月時点で、1500タイトル以上が発売され、約1000万枚を売り上げています。
シリーズ展開
コロちゃんパックは、時代に合わせて様々な形態で展開されました。
コロちゃんパック：1981年12月5日に発売が開始された、絵本付きカセットテープのシリーズです。『Dr.スランプ アラレちゃん』や『ドラえもん』、『太陽戦隊サンバルカン』など、当時人気の作品がラインナップされました。カセットテープはステレオ録音ですが、ドルビーBは使用されていません。また、プラスチックケースは付属せず、絵本と一緒にブリスターパックに収納する形式でした。
ディズニーパック：1983年4月21日に発売が開始された、ディズニーキャラクターを起用したシリーズです。
コロちゃんかみしばい：1984年11月21日に発売が開始された、紙芝居が付属するシリーズです。
とびだすコロちゃんパック：1985年11月21日に発売が開始された、飛び出す絵本が付属するシリーズです。
ゴールデンコロちゃんパック：1990年7月21日に発売が開始された、16曲入りのフルアルバムに相当するシリーズです。
ツインコロちゃんパック：1992年1月1日に発売が開始された、カセットテープ2本が付属するシリーズです。
CDコロちゃんパック：1997年5月21日に発売が開始された、絵本付きCDのシリーズです。当初は8cmCDと12cmCDの2種類があり、カセットテープと同時に発売されることもありましたが、次第にCDが主流となりました。2003年に再発売され、2011年には専用ケースに入った新型コロちゃんパックとしてリニューアルされました。しかし、2016年9月21日の発売を最後に「コロちゃんパック」としての発売は終了しました。
コロムビアキッズパック：2017年7月26日に発売が開始された、コロちゃんパックの後継シリーズです。童謡や英語の歌、キャラクターソングなどが収録されましたが、2020年2月19日の発売を最後に終了しました。
類似商品
コロちゃんパック以外にも、同様のコンセプトの商品が各社から発売されていました。
なりきりカセット：日本コロムビアから発売された、キャラクターになりきれる小物が同梱されたカセットテープです。
CAN CAN カセット：日本コロムビアから発売された、缶に入ったグッズ付きのカセットテープです。
アポッコ シリーズ：アポロンから発売された、絵本付きカセットテープです。
絵本つきカセット：キング[[レコード]]／セブンシーズミュージックから発売された、絵本付きカセットテープです。
絵本付CDパックシリーズ：バップから発売された、『それいけ!アンパンマン』などが主な作品の、絵本付きCDパックです。かつてはカセットテープのみでしたが、後にCDと同時発売されました。
エイベックス・ブックCD：avex modeが発売した、絵本付きCDです。『仮面ライダー龍騎』から『仮面ライダーカブト』まで発売され、初出の挿入歌やテレビサイズ主題歌などが収録されました。
関連事項
コロちゃんパックは、子供向けのアニメソングや童謡の普及に大きく貢献しました。また、ピチカート・ファイヴのアルバムやシングルがコロちゃんパック仕様で発売されるなど、アーティストにも影響を与えました。
アニメソング
童謡
スーヴニール2001 - ピチカート・ファイヴのアルバムで、コロちゃんパック仕様で発売
ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ - ピチカート・ファイヴのミニアルバムで、カセットテープ版がコロちゃんパック仕様で発売
Mary Lou - 毛皮のマリーズのシングルで、初回盤がコロちゃんパック仕様で発売
外部リンク
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