コンセプシオン県

コンセプシオン県 (パラグアイ)

コンセプシオン県は、パラグアイの中央部に位置する県です。2016年の人口は約24万人で、パラグアイの18県の中では9番目に人口が多い県です。県都はコンセプシオン市。

地理

コンセプシオン県は、以下の県と隣接しています。

北：南マット・グロッソ州 (ブラジル)
東：アマンバイ県
南：サン・ペドロ県
西：プレシデンテ・アジェス県
北西：アルト・パラグアイ県

人口

近年、コンセプシオン県の人口は増加傾向にあります。

2000年7月1日：18万9927人
2005年7月1日：20万4401人
2010年7月1日：21万9936人
2016年7月1日：24万495人

歴史

コンセプシオン県の歴史は、スペイン人による侵略時代に遡ります。当時、この地域はブラジルから侵攻するバンデイランテスとの衝突の舞台となりました。1760年には、この地域を入植を通して再征服する計画が始まり、イエズス会の布教活動も行われました。

1813年には、当時の統治者であるフランシアがテベゴに流刑地の建設を命じました。1870年に三国同盟戦争が終わると、アマンバイ県と合併しました。

20世紀に入ると、県都のコンセプシオンはブラジルの南マット・グロッソ州に近いことから商業の中心地として発展し、国内で2番目に重要な都市となりました。1973年に、現在の領域が確定しました。

主要都市

コンセプシオン：5万8600人(県都)
オルケタ：1万3000人

気候

コンセプシオン県の気候は、最高気温が39℃、最低気温が2℃、年間平均気温が24℃です。年間降水量は1324mmで、11月から1月にかけて多く、6月から8月にかけて少なくなります。

脚注

パラグアイ観光庁 (SENATUR) （スペイン語）

関連資料

Geografía Ilustrada del Paraguay, Distribuidora Arami SRL; 2007. ISBN 99925-68-04-6
* Geografía del Paraguay, Primera Edición 1999, Editorial Hispana Paraguay SRL.

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