コンフリクト・デルタ 湾岸戦争1991

『コンフリクト・デルタ 湾岸戦争1991』は、イギリスのPivotal Gamesが開発し、カプコンが2003年12月18日にPlayStation 2（PS2）向けに発売した、湾岸戦争を舞台とする三人称視点（TPS）のシューティングゲームです。本作は、コンフリクトシリーズの第1作目にあたります。海外ではPS2版に加え、Xbox版、ゲームキューブ（GC）版、PC版もリリースされました。

ゲームの概要

1990年8月2日、イラク軍がクウェートに侵攻。これに対し、アメリカ軍とイギリス軍を中心とする多国籍軍が、イラク軍からのクウェート解放を目指す「砂漠の嵐作戦」を開始し、湾岸戦争が勃発しました。

プレイヤーは、アメリカ陸軍特殊部隊デルタフォース、またはイギリス陸軍特殊部隊SASのいずれかの部隊を選択し、Bradley、Foley、Connors、Jonesの最大4名で構成される部隊を操作して、各ミッションの任務を遂行します。

一部のステージでは、M998ハンヴィーやM2ブラッドレー歩兵戦闘車といった乗り物を使用することも可能です。また、トレーニングモードでは戦闘訓練を行うことができ、2人で協力しながらの2人同時プレイも楽しめます。

シリーズ展開

続編として、『コンフリクト・デルタII 湾岸戦争1991』がカプコンからPS2版でリリースされています。北米では、『Conflict: Vietnam』、『Conflict: Global Terror』と、さらに続編が展開されました。また、シリーズ最新作『Conflict: Denied Ops』は、一人称視点（FPS）となり、『Double Clutch』というタイトルで日本でもリリースされています。

『コンフリクト・デルタ 湾岸戦争1991』は、湾岸戦争を舞台に、特殊部隊の活躍を描いた作品として、当時としてはリアルなグラフィックや、戦略性の高いゲームシステムが評価されました。チームワークを駆使し、様々なミッションに挑戦するゲームプレイは、多くのプレイヤーを魅了しました。

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