コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS

『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』

『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』は、2008年3月27日にバンダイナムコゲームスから発売されたPlayStation 2およびPlaysation Portable向けのアドベンチャーゲームです。本作品は、人気テレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』を元にしており、主にフルボイスで展開されるシナリオが特徴です。

ゲームの概要

本作では、アニメの主人公「ルルーシュ・ランペルージ」ではなく、記憶喪失の少年がゲームの主人公となります。彼はギアスの能力を持っており、全6つの主要シナリオが存在し、それぞれは選択肢によって細かな分岐が生まれます。このため、プレイヤーは何度も楽しむことができ、多様なストーリーの展開を体験できます。さらに、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』で新たに登場したロロ・ランペルージや黎星刻など、他の登場キャラクターの活躍も見られます。

ゲームの中には、アドベンチャー要素に加え、コメディの要素や恋愛要素（いわゆるギャルゲー・ボーイズラブゲーム）の要素が含まれており、プレイヤーの選択次第で様々なプレイスタイルが楽しめます。この作品はサンライズの監修のもとで作られており、アニメ本編を先取りしたり、IFシナリオや没シナリオを採用するなど、豊富なストーリーが展開されます。また、全てのテキストにはボイスが充実しているのも大きな魅力です。

システムと特徴

日常パート

日常パートでは、主人公がアッシュフォード学園での日々を過ごし、登場人物との選択肢付きの会話を楽しむことができます。プレイヤーはキャラクターとの関係を築くことで、物語に大きな影響を与え、最も親しいキャラクターとの特別なエンディングを迎えることができるかもしれません。

戦闘パート

物語の中で発生する戦闘パートでは、ナイトメアフレームを操作して敵と戦います。ここでも、選択肢が勝敗を左右します。正しい選択肢を選ぶことで勝利を収められますが、間違った選択をしてしまうと敗北やゲームオーバーに繋がることもあります。

セーブ機能

セーブは最大5つまで可能で、オートセーブ機能と手動でのセーブの選択肢が与えられています。これにより、自分のペースでプレイを進めることが可能です。

シアターモードと好感度

PS2版のみ搭載されたシアターモードでは、ゲーム内の台詞やCGを元にオリジナルの会話シーンを作成して楽しむことができます。また、PS2版のブルームーン編では好感度を上げて最愛のキャラクターとの恋愛を楽しむことが目的となります。

あらすじ

物語は日本が「エリア11」と名付けられ、神聖ブリタニア帝国の支配下に入った後の混乱が続く世界を舞台に展開されます。記憶を失った主人公は、租界にあるアッシュフォード学園に入学し、数々の試練や出会いを経ながら、自らの過去を探し求めていきます。

シナリオの多様性

ゲーム内には多岐にわたるシナリオが用意されています。アッシュフォード学園での生活を描いたものから、黒の騎士団やブリタニア軍に関わる物語まで、多様なキャラクターとの交流が楽しめます。特に、シナリオによっては他のキャラクターと恋仲になることができ、選択肢によって物語の結末が変わるのも大きな魅力です。全体として、プレイヤーが自分の選ぶ道に従ってストーリーが形成されていく、選択式の冒険が展開されます。

結論

『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』は、単に遊ぶだけでなく、物語を体験し、様々な人間関係を築くことができる魅力的なアドベンチャーゲームです。魅力に満ちたキャラクターたちとの出会いや、波乱に満ちたストーリーが堪能できるこの作品は、アニメファンはもちろん、ゲーム愛好者にもおすすめです。

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