コール オブ デューティ ゴースト

コール オブ デューティ ゴースト (Call of Duty: Ghosts)

『コール オブ デューティ ゴースト』は、シリーズの第10作目にあたるファーストパーソン・シューティングゲームであり、近未来の崩壊したアメリカを舞台にしています。本作は、IGNの代表的開発者インフィニティ・ウォードによって制作されました。日本では2013年にスクウェア・エニックスから発売され、翌年に次世代機向けのバージョンが登場しました。

概要

本作は、これまでの『コール オブ デューティ』シリーズの世界設定を一新し、全く新しい物語が展開されています。アメリカはすでに崩壊しており、その鎮圧と再構築を目指すゲリラ部隊「ゴースト」の物語にプレイヤーは没入します。ストーリーは兵士のキャラクターに焦点を当て、各々の背景と他の隊員との関係性を描いています。このような人間ドラマが、緊迫感ある戦闘と相まって、プレイヤーに深い没入感を提供します。

キャンペーンストーリー

物語は現代から近未来に設定されており、中東の紛争によって世界はエネルギー危機に直面しています。南米諸国は『連邦軍』を結成し、徐々に勢力を拡大していきます。そして、彼らは米軍の衛星ODINを襲撃し、そのコントロールを奪うことで、アメリカ本土にミサイル攻撃を開始します。これによりアメリカは致命的な打撃を受け、多くの政府機関が機能不全に陥り、国家そのものが崩壊へと向かいます。

崩壊から10年後、主人公の兄弟ヘッシュ・ウォーカーとローガン・ウォーカーは、残存アメリカ軍に属し、極秘任務を行う『ゴースト』と出会います。彼らは、数々の作戦を通じて連邦軍に反撃を試みることになります。

登場人物

ゴースト (Ghosts)

正式名は「タスクフォース: ストーカー(Task Force: STALKER)」で、極秘の特殊[[部隊]]です。彼らの存在は都市伝説としてささやかれています。

ヘッシュ・ウォーカー (David "Hesh" Walker)

本作の主人公の一人。タクティカルな指導能力を持ち、ハッカーとしても優れた実力を誇ります。

ローガン・ウォーカー (Logan Walker)

ヘッシュの弟であり、主なプレイヤーキャラクター。兄と共に戦い抜いていく。

イライアス・T・ウォーカー (Elias T. Walker)

ウォーカー兄弟の父であり、ゴーストの創始者。彼の過去は、後の物語にも大きな影響を与えます。

トーマス・メリック (Thomas Merrick)

ゴースト部隊の司令官。戦争に関する独自の哲学を持っています。

キーガン・P・ラス (Keegan P. Russ)

ゴースト隊員であり、狙撃手。冷静さと後輩への配慮も持ち合わせています。

ライリー (Riley)

軍用犬で、ウォーカー家で飼われていた愛犬。忠誠心が強く、行動を共にします。

マルチプレイヤーと新要素

本作ではマルチプレイヤーが次世代機向けに新たに改良され、様々なアクション要素が追加されました。プレイヤーは自由にキャラクターをカスタマイズし、より深い戦略的要素を楽しむことができます。また、エイリアンを相手にした協力プレイモード「EXTINCTION」が新たに追加され、プレイヤー同士の連携が求められます。

まとめ

『コール オブ デューティ ゴースト』は、プレイヤーに新しい体験を提供するゲームであり、ストーリー、キャラクター、ゲームプレイの全てにおいて新たな地平を開きました。特に、物語性の強化とキャラクターの深掘りが、シリーズの中でも新たな魅力を生み出しています。

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