コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー

コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー (Call of Duty: Black Ops Cold War)

『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』は、コール オブ デューティシリーズの第17作目であり、ファーストパーソン・シューティングゲームの中でも特に人気のある作品です。日本語の略称では『CoD:BOCW』と呼ばれ、2020年11月13日にリリースされました。これは、米ソ冷戦をテーマにしたストーリーを持ち、プレイヤーが操作するキャラクターやマルチプレイヤーモードも充実しています。

概要

本作は、ブラックオプスシリーズの第6作目であり、『コール オブ デューティ ブラックオプス』の直接の続編として位置づけられています。それまでのシリーズが続けてきたリードスタジオの方針が変わり、今作はTreyarchとRaven Softwareの共同開発によって制作されました。

発売当初の作品はPlayStation 5|PlayStation_5およびXbox Series X/S|Xbox Series X_Sにも対応しており、120Hzのリフレッシュレートに対応した描画が可能です。また、新たにアダプティブトリガー機能が追加され、銃の引き金の操作感にリアリティが増しています。さらに、2019年に発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』から採用されなかったゾンビモードが復活し、競技性の高いモードも実装されています。

国際的な人気と商業成績

リリース後すぐに、これまでのゲームソフトと比較しても高い売上を記録しました。2020年には、アメリカ合衆国で最も売れたゲームソフトとなり、ヨーロッパでは5位に入る人気を誇りました。また日本のPlayStation Storeで2020年の年間ダウンロードランキングでも、PS4版が9位、PS5版が3位にランクインしました。リリースから12カ月以内に、シリーズ全体の売上は30億ドルを超え、その後2021年4月には販売本数が4億本を記録し、ギネス世界記録に認定されました。

ストーリー背景

本作のキャンペーンモードでは、1981年の冷戦の時代を舞台に、CIAのブラックオプスチームがテロリスト「ペルセウス」に対抗し、奪われた核兵器の追跡を行います。プレイヤーは主にアレックス・メイソンや新キャラクターのベルを操作し、多彩なミッションが待ち受けます。ミッションはセーフハウスにて選択でき、「レッドサーカス作戦」や「カオス作戦」など、各ミッションでは特定の証拠を集めることで解放される要素も用意されています。

登場人物

本作には多くのキャラクターが登場します。特に、CIAの工作員であるアレックス・メイソンやラッセル・アドラーは重要な役割を果たします。また、プレイヤーの選択によってベルの背景や展開が大きく変化することから、リプレイ性も高いです。悪役として登場するペルセウスは、冷戦時代の陰謀とスパイ活動を象徴するキャラクターとして描かれています。

ゾンビモードの復活

本作はゾンビモードが復活したことでも注目され、従来のシリーズ要素を多く取り入れています。プレイヤーは特殊な武器やアイテムを駆使し、感染者と戦っていきます。また、マルチプレイヤーモードにおいても、NATOとワルシャワ条約機構に分かれた陣営による対戦が展開され、新たなオペレーターも登場します。

結論

『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』は、そのストーリー性や多彩なGameplayがプレイヤーを惹きつける要素になっています。今後もシリーズの新作が予定されており、2024年にはこの作品の続編となる『コール オブ デューティ ブラックオプス 6』がリリースされる予定です。このことからも、物語は次の展開へと続いていくことが期待されています。

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