コール オブ デューティ モバイル

コール オブ デューティ モバイルについて

『コール オブ デューティ モバイル』(Call of Duty: Mobile)は、TiMi Studiosが開発し、アクティビジョンによってAndroidとiOS向けに提供されている基本プレイ無料のファーストパーソン・シューティングゲームです。略称として「CoD:M」とも呼ばれ、リリース以来、高い人気を誇ります。

開発とリリースの歴史

2017年4月に、アクティビジョンが人気のモバイルゲームデベロッパーKingを買収してから約1年後、同社はCall of Dutyを基にした新たなモバイルゲームの開発を発表しました。当初は「Call of Duty: Legends of War」というタイトルで知られ、2018年12月にはオーストラリアでアルファテストが行われました。2019年3月には正式に発表され、中国のテンセントゲームズの子会社であるTiMi Studiosが開発を担当すると発表されました。

その後も段階的にソフトローンチを経て、2019年10月1日に正式にリリース。初月で1480万回以上ダウンロードされ、5400万ドル以上の収益を上げる驚異的なスタートを切りました。リリースから3か月で1億8000万回のダウンロードを達成し、モバイルゲーム史上でも記録的なヒットを打ち立てたのです。

ゲームプレイの多様性

『コール オブ デューティ モバイル』は、ゲーム内通貨としてクレジット(C)とCODポイント(CP)を用意しており、クレジットはミッション達成で獲得でき、CODポイントはリアルマネーで購入する必要があります。ゲームは主に三つのモードに分かれており、マルチプレイヤー(MP)、バトルロイヤル(BR)、ゾンビの各モードが存在します。

マルチプレイヤーモード

マルチプレイヤーでは5対5のチームで戦うモードが特徴です。通常マッチとランクマッチがあり、様々なルールが展開されており、TEAM DEATHMATCHやDOMINATION、SEARCH & DESTROYなどの常設モードに加え、一時的なイベントモードも楽しめます。プレイヤーは戦闘開始前に自作のロードアウトを選び、戦略に応じたカスタマイズが可能です。

バトルロイヤルモード

バトルロイヤルでは最大100人が広大なマップで戦い、プレイヤーは1人、2人、または4人のチーム編成でのプレイを選べます。マッチ中にクラスを選び、飛行機からの降下後、武器を集めながら敵を排除していくスタイルです。安全地帯が時間経過と共に縮小し、サバイバル要素が強調されています。

ゾンビモード

ゾンビモードには『ZOMBIES CLASSIC』と『UNDEAD SIEGE』の2つがあり、それぞれ異なるマップと難易度で楽しめます。ノーマルやハードコアでボスゾンビを倒すミッションや、物資を集めて防御を強化しながらゾンビの攻撃に耐えるシチュエーションが特徴です。

トーナメントとコラボレーション

毎週開催されるトーナメントでは、プレイヤーはスコアに応じて報酬を獲得できます。また、モンスターエナジーやアイドルグループとのコラボレーションなど多彩なコラボアイテムも取り入れられており、プレイヤーを楽しませています。

評価と反響

ゲームは概ね好評を得ており、レビューサイトでの評価も高いです。IGNなどのメディアは、ゲームのバランスやプレイの満足感に対して高い評価を与えています。リリースからのダウンロード数は驚異的であり、モバイル市場での成功を収めています。

このように、『コール オブ デューティ モバイル』はその多様なモードと魅力的な gameplay により、プレイヤーから高く評価されているタイトルです。

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