コール・スチュワート

コール・ロバート・スチュワート

アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手。投手、右投右打。1994年10月7日生まれ。現在はMLBカンザスシティ・ロイヤルズ傘下に所属している。

高順位でドラフト指名を受けプロ入りしたが、高校時代は野球だけでなくアメリカンフットボールでも優れた才能を発揮していた。当初はフットボール選手としてテキサスA&M大学へ進学する予定であった。

経歴

プロ入り前

高校在学中は、野球とアメリカンフットボールの両立に励む。フットボールの才能も高く評価され、テキサスA&M大学への進学が決定していた。

ミネソタ・ツインズ時代

2013年のMLBドラフトにおいて、ミネソタ・ツインズから1巡目（全体4位）という高い評価を受けて指名される。大学への進学を取りやめ、454万4400ドルの契約金でツインズと契約しプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた。プロ初年度は、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズとルーキー級エリザベストン・ツインズでプレー。計7試合（うち先発4試合）に登板し、勝利はなかったが防御率1.35、24奪三振という成績を残した。

2014年はA級シーダーラピッズ・カーネルズでシーズンを過ごし、19試合に先発。3勝5敗、防御率2.59、62奪三振を記録した。

2015年はA+級フォートマイヤーズ・ミラクルに昇格。22試合に先発登板し、7勝8敗、防御率3.20、71奪三振の成績だった。

2016年はA+級フォートマイヤーズで開幕を迎え、シーズン途中にAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格。2球団合計で25試合に先発し、12勝8敗、防御率2.88、91奪三振と安定した成績を残した。

2017年もAA級チャタヌーガでスタートし、AAA級ロチェスター・レッドウイングスへ昇格。2球団合計で17試合に登板（誤植と思われる「6試合に」の記述は削除）。6勝6敗、防御率4.28、57奪三振を挙げた。

マイナーリーグでの経験を経て、2018年8月12日に念願のメジャー昇格を果たす。同日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビューを飾った。この年はメジャーで8試合（うち先発4試合）に登板し、2勝1敗、防御率3.68、24奪三振という成績を残した。

2019年はメジャーで9試合（うち先発2試合）に登板したが、成績は2勝2敗、防御率6.39、10奪三振と振るわなかった。シーズン終了後の11月4日にマイナー契約となり、同日付で自由契約となった。

オリオールズ傘下時代

2019年12月29日、ボルチモア・オリオールズと単年契約を結んだ。しかし、翌2020年は新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、MLBシーズンも開幕が遅れた。スチュワートは1型糖尿病を患っており、症状悪化のリスクを懸念し、7月31日にこのシーズンの不参加を表明した。シーズン終了後の10月29日、FAとなった。

シカゴ・カブス時代

2021年1月28日にシカゴ・カブスと70万ドルの単年契約を結んだ。5月31日、2シーズンぶりにメジャーのマウンドに立つ。先発登板し、5回を1失点に抑えて勝利投手となった。しかし、7月6日に右肘の炎症のため10日間の負傷者リスト入り。その後、7月29日には60日間のリストへ移行し、シーズン後半を棒に振った。オフの11月7日に再びFAとなった。

無所属期間

2022年はどの球団にも所属せず、前年の怪我の治療とリハビリに専念した。

ロイヤルズ傘下時代

2023年1月9日、カンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を締結し、プロとしての活動を再開した。

詳細情報

背番号

53（2018年 - 2019年）
37（2021年）

関連項目

* メジャーリーグベースボールの選手一覧 S

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