ゴリ (お笑い芸人)

ゴリについて

ゴリ（本名：照屋年之）は、1972年5月22日に沖縄県那覇市で生まれた日本のお笑いタレント、俳優、映画監督です。身長173cm、体重73kgの彼は、吉本興業所属のコンビ・ガレッジセールでボケ担当として活躍しています。沖縄の松城中学校と首里高等学校を卒業した後、日本大学藝術学部の映画学科に進学するも中退し、上京しました。

キャリアの始まり

ゴリが芸人としての道を歩み始めたのは1995年。当時、おぎやはぎやダイノジと同級生だった川田広樹と共にガレッジセールを結成します。彼の芸名「ゴリ」は、様々な偶然から名付けられたもので、特にロンドンブーツ1号2号の影響を受けていると言われています。1995年以降、彼は「笑っていいとも!」のレギュラー出演を果たし、数々の持ちギャグを通じて知名度を上げていきました。

映画監督としての活動

2009年には自身初の映画監督として「南の島のフリムン」を手掛け、沖縄国際映画祭にも出品しました。2018年には、映画「洗骨」で本名名義の「照屋年之」として監督・脚本を担当し、その作品は第40回モスクワ国際映画祭に出品されるなど高い評価を得ました。これにより、ゴリは現役お笑い芸人としては北野武以来となる日本映画監督協会新人賞を受賞しました。

主な出演作品

テレビでも幅広いジャンルの番組に出演しており、バラエティ番組やドラマで多彩な役を演じ分けています。特に『ちゅらさん』シリーズでは、彼の沖縄に対する愛情が強く反映されたキャラクターが印象的です。また、『ワンナイR&R』の松浦ゴリエというキャラクターは、一時期大人気を博しました。

プライベートと趣味

プライベートでは2002年に結婚し、二児の父でもあります。ゴリは沖縄への思いが強く、趣味としてブレイクダンスを楽しんでいることでも知られています。そのスタイルには特にソフトモヒカンがトレードマークであり、一目で彼だとわかるキャラクターを築いています。

彼の好物は芋焼酎で、特に『黒霧島』を好んで飲むことが多いようです。また、愛車は初代三菱・デボネアで、家庭ではジャックラッセルテリアの犬を飼っています。

社会的な側面

ゴリは、芸人ではなくエンターテイナーと自認しており、その多才な才能を活かしてさまざまなフィールドで活躍しています。家族はどちらかというと複雑な背景を持っており、両親は不倫がきっかけで結ばれています。また、親戚に「りんけんバンド」のリーダー照屋林賢がいます。

まとめ

ゴリはそのユニークなキャラクターと幅広い活動で、テレビ、映画、舞台、音楽といった様々なメディアで存在感を放ち続けています。沖縄を愛し、芸人としての枠を越えたエンターテイナーとして、今後もさらなる活躍が期待される存在です。

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