ゴーゴーカレーグループ

ゴーゴーカレーグループの概要

株式会社ゴーゴーカレーグループは、金沢カレーを提供するカジュアルな飲食店「ゴーゴーカレー」や「カレーハウス・ターバン」を運営している企業です。2003年に創業し、翌年には新宿に1号店をオープンしました。結果として、現在では石川県や東京都を中心に多くの直営店やフランチャイズ店舗を展開し、さらには「世界一のカレー専門商社」というキャッチフレーズを掲げています。企業のトレードマークとしてゴリラのマスコットを用いており、親しみやすいイメージを強調しています。

会社の沿革

ゴーゴーカレーは、2003年に創業されました。シンプルながら味にこだわったカレーを提供するスタイルが受け入れられ、2004年には新宿に1号店を開店。2005年には金沢本店を設立し、金沢市を拠点に事業を拡大します。2007年にはアメリカ・ニューヨークにも初出店し、海外進出の第一歩を踏み出しました。

2019年からは、第一屋製パンと共同でカレーパンの開発を行い、新しい商品を展開。2023年1月には本社を東京都有楽町から金沢市へ移転、同年3月には新しい代表取締役社長が選任され、さらなる成長に向けた新たなスタートを切りました。

ゴーゴーカレーの特徴

ゴーゴーカレーのカレーは、金沢カレーの特徴である黒くて濃厚なソースが特徴です。辛さよりも塩味が強い独特の風味を持ちつつ、トッピングとしてロースカツやチキンカツ、エビフライ、ウインナー、ゆで卵などを自由に選ぶことができます。トッピングのないカレーも用意されており、5つのメニューから自由に選択できる楽しさがあります。

メニューのボリュームにもこだわりがあり、「メジャーカレー」という看板商品は、800gの量で2400キロカロリーもある大食いメニューです。また、特別メニューとして「メジャーカレー ワールドチャンピオンクラス」や「メジャーカレー スペースチャンピオンクラス」なども展開しており、インパクトのある内容がメディアでも取り上げられています。

数字の「5」に込められたこだわり

ゴーゴーカレーでは、「5」に関する独自のこだわりがあります。カレーのルーは55の工程で5時間かけて煮込み、55時間寝かせて仕上げられています。このような数字にまつわる演出がさまざまな形で店舗運営やメニューに反映されており、開店時間も多くは○時55分になっています。また、毎月5のつく日は「ゴーゴーデー」としてトッピングサービス券を進呈するイベントも開催されています。

店舗の特徴

ゴーゴーカレーの店舗は、ほとんどが居抜き物件を利用しており、それぞれの店舗が異なる外観やレイアウトを特色としています。入り口は狭く、明るい黄色の看板が目を引きます。店内はカウンター席を中心に15〜30席程度で、10代から40代の男性客が多い傾向にあります。

食券購入後に自由に席に着くスタイルで、追加トッピングも券売機から選んで購入できます。また、必ず提供時間が長くなることはなく、調理の様子を見ながら待つことも楽しみの一つです。

エピソードとコラボレーション

ゴーゴーカレーは、ターバンカレーと深い関係があります。創業者はターバンカレーで修行しており、オープン時には支援も受けていました。2019年にはターバンカレーの運営会社を吸収合併し、現在では同じ企業の中で異なるブランドとして存在しています。また、松井秀喜選手との関連性も興味深く、店名の由来や彼のユニフォームがデザインに影響を与えています。

最後に、ゴーゴーカレーはこれまで多くのメディア露出やコラボレーションを通じて多様なファン層の獲得に成功しています。今後の成長が楽しみな企業となっています。

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