サイプレス・スナダヤ

株式会社サイプレス・スナダヤの紹介

株式会社サイプレス・スナダヤは愛媛県西条市小松町新屋敷に本社を構える製材メーカーです。大林組の連結子会社として、安定した経営基盤を持ちながら、国産ヒノキ材製品の製造販売において最大手の地位を誇っています。

事業の特徴

サイプレス・スナダヤは、2018年に国内で初めて、原木から直交集成板（CLT）の一貫生産を行う工場を完成させました。この工場は直交集成板分野において、幅3メートル、長さ12メートルという国内最大級の原板を製造するための先進的な設備を備えています。

会社の歴史と沿革

この企業は1892年に砂田要次が創業した砂田屋木材店に遡ります。その後、1921年に建築請負業を始め、1950年には「砂田屋木材有限会社」を設立。その後、1970年に「砂田屋産業株式会社」に組織変更し、1991年には「株式会社スナダヤ」へと商号を改称しました。

1997年には国内初の米ヒバ集成材の生産に乗り出し、2005年に新たに設立された「株式会社サイプレス・スナダヤ」は、製材や集成材の生産に力を注いできました。2008年からは国産桧製材や集成材の生産を開始し、2018年には新たに東予インダストリアルパーク工場を稼働させています。

近年では2023年に大林組と資本提携を結び、連結子会社となることで、さらなる成長を目指しています。そして2024年には中部電力と共同で、住宅用木構造材の生産販売を行う釧路ウッドプロダクツの設立を予定しているなど、積極的な事業展開を続けています。

事業所

• - 本社・本社工場: 愛媛県西条市小松町新屋敷甲1171番地1
• - 東予インダストリアルパーク工場: 愛媛県西条市北条962番地55

今後の展望

サイプレス・スナダヤは、環境への配慮を持ちながら、高品質な木材製品を提供することを目指しています。これからも国産材の利用促進や新しい技術の導入によって、より持続可能な製品を生み出すための努力が期待されます。業界の枠を越えたパートナーシップを通じて、地域経済への貢献も重要な使命としています。このように、サイプレス・スナダヤは今後も木材産業の先駆者として、さらなる発展を遂げることでしょう。

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