サミ・キャラハン

サミ・キャラハン：過激なカリスマ、その軌跡

サミ・キャラハン（Sami Callihan）は、1987年9月1日生まれ、アメリカ合衆国オハイオ州ベルファウンテン出身のプロレスラーです。本名はサム・ジョンストン（Sam Johnston）。妻は同じくプロレスラーのジェシカ・ハヴォック。

インディーでの躍進

2006年にHWAでトレーニングを開始し、BPWでデビュー。初期からジョン・モクスリーらとユニットを結成し、頭角を現します。CZWでは、クリス・キャッシュ・メモリアルショーのバトルロイヤルで優勝。IWAミッドサウスのトーナメントでは準優勝を飾るなど、着実に実績を重ねました。

2009年からはCZWアイアンマン王座を獲得。ジョン・モクスリーとのタッグ「スイッチブレード・コンスピラシー」でwXw世界タッグ王座も手にします。さらに、CZWウルトラバイオレントアンダーグラウンド王座も獲得し、その名をインディー界に轟かせました。

2012年には大日本プロレスのリーグ戦「strong climb」に参戦。佐々木義人との激闘を繰り広げ、CZWの「Best of the Best 11」では優勝を果たしました。

WWEでの苦闘

2013年、WWEと契約し、ソロモン・クロウ（Solomon Crowe）としてNXTに所属。ハッカーギミックで登場するも、アピールに苦しみ、ギミックの変更や怪我による離脱を経験します。復帰後も目立った活躍はできず、2015年にWWEを退団しました。

インディー復帰、そして新日本プロレスへ

WWE退団後、AAW、2CWなどのインディー団体に電撃復帰。AAWヘビー級王者のエディ・キングストンを襲撃、2CWヘビー王座も獲得するなど、再びその存在感を示します。PWGやCZWでも勝利を重ね、マット・ハーディーとの王座戦も制しました。

2017年11月には、新日本プロレスの「ワールドタッグリーグ」にジュース・ロビンソンとのタッグで初参戦を果たします。

インパクト・レスリングでの頂点

2017年11月よりインパクト・レスリングに参戦。2019年10月25日には、ブライアン・ケイジを破り、インパクト世界王座を獲得。キャリアの頂点を極めました。

得意技

サミ・キャラハンの得意技は、危険度の高いパイルドライバー系の技が豊富です。

サボテンスペシャル
パイルドライバー：相手の頭を腿ではなく膝付近で固定して、胴体をクラッチせずにタイツを掴んで引っ張り込むようにして放つ。
クレイニアル・コンチュージョン：ダブルアーム・パイルドライバー
クレイドル・キラー：変型リバース・パイルドライバー
パッケージ・パイルドライバー
64ラリアット
* ストレッチマフラー：ブロック・レスナーのブロック・ロックと同型の関節技。

その他、エルボー、バックハンド・チョップ、各種ラリアット、サッカーボールキックなどの打撃技や、スープレックス、DDT、パワーボムなどの投げ技も使用します。

サミ・キャラハンは、その過激なファイトスタイルとカリスマ性で、多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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