サム・ガビグリオ

サミュエル・ジョゼフ・ガビグリオ：経歴と投球スタイル

サミュエル・ジョゼフ・ガビグリオ（Samuel Joseph Gaviglio）は、1990年5月22日、アメリカ合衆国オレゴン州アシュランドに生まれました。右投右打の投手として、MLB（メジャーリーグベースボール）を始め、KBOリーグ（韓国プロ野球）でもプレーした経験を持つベテランです。現在はフリーエージェント（FA）となっています。

プロ入り前

2008年のMLBドラフトでタンパベイ・レイズから指名を受けましたが、オレゴン州立大学へ進学。

プロ入り後

2011年のMLBドラフト5巡目でセントルイス・カージナルスから指名されプロ入り。A-級、A級で着実に実績を重ね、将来を嘱望される存在となります。

2014年11月にはシアトル・マリナーズへトレード移籍。

2017年、AAA級タコマからメジャー昇格を果たし、5月11日のブルージェイズ戦でMLBデビュー。同年9月にはカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍しています。

2018年にはトロント・ブルージェイズへ移籍し、先発ローテーションの一角を担い、26試合に登板しました。

2019年はリリーフに転向し、52試合に登板。

2020年8月31日にDFAとなり、9月4日に自由契約となりました。

2021年はテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結びましたが、6月4日に自由契約。

2021年6月5日にKBOリーグのSSGランダースと契約。

2022年1月31日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結びましたが、メジャー昇格はなりませんでした。

2023年6月20日にアトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズと契約しましたが、7月18日に自由契約となりました。

WBC代表

2017年と2023年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では、イタリア代表として出場。

投球スタイル

ガビグリオ投手の持ち球は、シンカー、スライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩です。特にシンカーの割合が高く、打者を打ち取ります。これらの球種を織り交ぜ、緩急をつけた投球で、相手打線を翻弄する技巧派投手と言えるでしょう。

年度別成績（MLB）

※2020年度シーズン終了時

背番号

44（2017年 - 同年途中）
62（2017年途中 - 同年終了）
43（2018年 - 2020年）
33（2021年）

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