サム・パーキンス

サミュエル・パーキンスは、1961年ニューヨーク市ブルックリン区出身の元プロバスケットボール選手です。NBAのシアトル・スーパーソニックスなどで活躍しました。

大学・オリンピックでの活躍

1980年、ノースカロライナ大学に進学。マイケル・ジョーダン、ジェームズ・ウォージーらと共にプレーし、1982年のNCAAトーナメントで優勝を経験しました。1984年ロサンゼルスオリンピックでは、アメリカ代表の一員として金メダルを獲得しています。

NBAでのキャリア

1984年のNBAドラフトで、ダラス・マーベリックスから全体4位指名を受けNBA入り。1990年までマーベリックスの主力として活躍しました。

1990年オフにはロサンゼルス・レイカーズへ移籍し、大学時代のチームメイトだったジェームズ・ウォージーと再びプレーすることになります。1990-91シーズン、レイカーズはカンファレンス優勝を果たすも、NBAファイナルでマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに敗れました。

1992-93シーズン途中にシアトル・スーパーソニックスへ移籍。1995-96シーズンにはウェスタンカンファレンスを制覇し、2度目のNBAファイナル出場を果たしますが、72勝10敗という記録を打ち立てたシカゴ・ブルズに敗れました。

1998-99シーズン、インディアナ・ペイサーズに移籍。2000年には3度目のNBAファイナル出場となります。相手は古巣のロサンゼルス・レイカーズ。シャキール・オニールとコービー・ブライアントの強力コンビを擁するレイカーズに対し、パーキンスは奮闘するも及ばず、またしても優勝を逃しました。

2000-01シーズンを最後に現役を引退。NBAファイナルに3度出場したものの、NBAチャンピオンの栄冠を手にすることはありませんでした。

引退後

引退後は、2008年にインディアナ・ペイサーズの選手人事部関連の副社長に就任。同年、ニューヨーク市のバスケットボール殿堂入りを果たしました。

サミュエル・パーキンスは、輝かしいキャリアを誇りながらも、NBAチャンピオンには手が届かなかった名選手として、バスケットボール史に名を刻んでいます。

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