サンズエンタテインメント

株式会社サンズエンタテインメントの概要

株式会社サンズエンタテインメント（英名: SUNS ENTERTAINMENT Inc.）は、東京都港区を本社とする日本の芸能プロダクションです。この会社は、2005年3月に設立され、前身は1993年に設立された「有限会社サンズ」にさかのぼります。最初はイエローキャブの関連会社としてスタートしたものの、様々な経緯を経ながら現在の形へと進化してきました。

沿革の詳細

サンズエンタテインメントの歴史は、1993年にイエローキャブの関連会社として「有限会社サンズ」として設立されたことに始まります。2004年11月には、イエローキャブの社長であった野田義治が経営問題により同社を辞任し、自身が筆頭株主であった有限会社サンズにタレントを引き連れて独立を果たしました。これにより、イエローキャブとは完全に関係が断たれ、資本及び人材の面でも独立した存在となりました。

2005年3月には法人形態を変更し、「株式会社サンズエンタテインメント」と改称しました。同年、東京都渋谷区に移転し、新たな出発を遂げました。
さらに2007年には、エンタテインメント事業の強化を目指しソリッドグループホールディングスと提携し、「株式会社ソリッドサンズエンタテインメント」を設立。しかし、経営不振によりわずか数ヶ月後には解散に至っています。

2009年には組織編成が行われ、野田義治が会長に就任し、副社長の小森みゆきが代表取締役となりました。この年には、イエローキャブ時代から続いた芸能人女子フットサルチーム「carezza」も解散しました。ところが、同年に所属タレントの小桜セレナが自身のブログで出演料の未払いを示唆する内容を発表し、事務所に対して不信感を露わにする事態にも発展しました。

現在の状況

2016年6月には本社を東京都港区北青山へ移転し、新しい環境での活動がスタートしました。2024年1月にはさらに大きな変革が発表され、所属タレントやスタッフは新たに設立された「株式会社Thanks」に移行することとなります。この新会社の代表取締役には小森みゆきが就任し、サンズエンタテインメント自体は野田義治のプロデュース事業に特化した事務所として残ります。

所属タレント

2024年1月15日現在、全所属タレントは新会社「株式会社Thanks」に移っています。女性タレントには雛形あきこやはるな愛、富田麻帆などが名を連ね、男性タレントには南圭介や佐々木道成がいます。さらに、一部のタレントは業務提携の形で他の事務所に所属しています。
過去には、イエローキャブの看板タレントたちも名を連ねており、長い歴史の中で多くの顔ぶれが変遷しました。

関連項目

サンズエンタテインメントは、イエローキャブウエストやエヌアンドエスプロモーションなどとも関係があり、いくつかの関連会社を持っています。また、ラジオ番組「レインボーKiss」などにも所属タレントが出演しており、その活動は多岐にわたります。

サンズエンタテインメントは、その長い歴史とタレントたちの活躍を背景に、今後も進化を続けることでしょう。

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